概要
1971年(昭和46年)~1980年(昭和55年)まで採用されていた京三製作所の信号灯器。
同時期のコイト電工や日本信号に比べると小ぶりでコード穴が1つになっていたのが特徴となっている。
庇の形状から京三宇宙人やヒョロという愛称がつけられている。
同世代の他社の灯器に比べて信号マニアに人気が高い他、コイト包丁型みたいな電気系統劣化や日本信号初代丸形みたいなレンズ劣化が少ない影響で現在もこの世代の灯器としてはまだ残っている部類となっている。
但し、角形灯器や後代のくちばし灯器と並行製造されたので、地域によっては少ない傾向も。
1981年(昭和56年)に共通丸形灯器以降に伴い製造が終了した。
但し、昭和50年以降のくちばし灯器から丸形移行した東京都やアルミ灯器から京三製灯器が導入された群馬県などでは最初から存在しない。
主に大阪府、神奈川県、茨城県、広島県、宮城県、福島県、愛知県、滋賀県、京都府、大分県、高知県、香川県、山梨県等で多く設置された。
上記の地域は現在も比較的もこの灯器を見る事が出来る。
三重県等、京三製灯器が少ない地域でも場所によっては見る事が出来る。
但し、更新も進んでおり埼玉県や栃木県では既に全滅した他、他の地域でも減らしている。
大阪府、神奈川県、埼玉県、栃木県、新潟県、富山県、香川県、高知県、北海道などではくちばし灯器と並行して設置された。