概要
京三製作所の最初のアルミ灯器。
特徴としてはねじ止めが2本、背面が平らで野球のホームベースの形状になっている事が上げられる。
ブツブツレンズ、ブロンズレンズ、レモンレンズの3種類が存在している。
主に神奈川県、埼玉県、岐阜県、京都府、大阪府、香川県などで見かける事が出来、
埼玉県や秋田県など、25cmレンズを採用している地域は引き続き25㎝レンズが使用された。
その一方で丸形も並行して作られた為、愛知県、石川県、兵庫県などの樹脂灯器採用県の多くや、東京都、群馬県、栃木県、分割型不採用の北海道等では採用されず、そのままカマボコ型に移行したケースもある。
スフェリカルレンズは基本的に作られていなかったが、後述のOEMや東京都の立川駅周辺に1機のみ存在した。
現在はLED化により撤去されている。
余談だが、この灯器になっても福島県、静岡県などではレモンレンズを搭載していた県もある。
レモンレンズを搭載しているモデルはバンドミラーが多い。
ブツブツレンズを採用しているモデルはバンドミラー(大阪府や茨城県などで採用)とソフトホワイト(神奈川県や京都府などで採用)の物がある。
OEM
松下通信工業やオムロンなど、後発メーカーは京三製の筐体を使用している事がある。
スフェリカルレンズと三協製の蛇の目レンズを使用した本機は基本的にOEMでしか見れない。