概要
彼女(和美)と親友(山岡)の三人でクルージング中、邪鬼に襲われて船から落ち、彼岸島に漂着してしまう。
島の集落を探索中、小屋で樽詰めにされた山岡を発見、自身も戻ってきた吸血鬼に捕まってしまう。隙を見て和美に救出され、明達レジスタンスの元に落ち延びるが、人間側も元同じ人間の吸血鬼に対して容赦がないのを見て、和美を連れて島からの脱出を企てる。
しかし脱出には失敗し、和美が吸血鬼に捕まってしまう。その後、明達の助けを借りて救出に向かうも、和美が吸血鬼化しており、明に殺されそうになったため、彼女を連れて逃げ出す。
だがすぐに追いつかれ、結果的に明が和美を殺したことで以降彼を憎悪するようになるが、明が吸血鬼化したら自分が殺すことを条件に懐刀を渡され、一時的に手を組むようになる。
蚊の第一育成所での戦い後、斧神の死を悲しむ明を見て、「全ての戦いが終わるまでは、和美の事は忘れる」と条件付きではあるが、一時的に和解した。
501ワクチンを探すため明と共に雅の屋敷がある集落に潜入した際は、途中で発熱し倒れた明を手厚く看病した。
最終決戦の舞台となる蚊の育成施設襲撃の際には、ユキと共に明の施設潜入に同伴することを志願するが、ふざけるな!!くわっと一蹴される。しかし、単身で施設の入り口には行っていく明を吸血鬼に襲われながら追いかけ、半ば強引に同伴する。
その後隊長と合流し、明と椿の戦いをサポートするも、椿が首を斬られて暴れていた中、痛めつけられていた明をかばって捕食される形で死亡する。
余談の方が有名だからチクショウ!
運動神経は良く、紅葉を抱えたまま吸血鬼の追跡を振り切っていたり、最後の蚊の育成施設を爆破する作戦でも明に逃走役を任されたりしている。過去に少年野球をしており、彼岸島でも名前入りのバットを武器に使用している。
作中では当初、復讐心と憎悪から明を呼び捨てやクソ呼ばわりにしていたが、徐々に信頼関係が生まれ、彼に敬語を使うなど態度が大幅に変わっている。
なお、有名なおにぎりのシーンは、明と501ワクチン奪還のため村へと潜入す道中の休憩で、弁当のにぎり飯を食べている最中に発せられた言葉である。
死んだ彼女の和美の好物である鮭握り(当初はイクラだったが、後鮭に改訂)を食べたことで彼女を思い出し号泣しているシーンであるが、
- 「○○が××だからチクショウ!」
というテンプレートが作られてしまった。