概要
第1回や第3回、第8回、第10回、第12回でガウマが言ったセリフで、具体的には
「世の中にはなぁ、人として守らなきゃいけない物がな、三つあるんだよ」(第1回)
「この世の中にはなぁ、人として守るべき物が三つある」(第3回)
「世の中には、人として守らなきゃならない三つのものがある」(第8回)
である。ちなみに第10回は
「姫…!あの人が…、教えてくれた…!約束と、愛、そして…!」(第10回)
と前置き無し。
第1回で雨の中、麻中蓬を放置プレイして帰ろうとしていた南夢芽に説教していたときと、第3回でバーナドドンとの戦闘中にガウマが戦う理由について蓬らに問われた際、第8回では夜中に姫のことを思い出しながら、第10回では5000年前の過去を舞台とした夢で怪獣優生思想との戦闘後に言っていた。
何故か3つ目を語ろうとすると邪魔が入るのがお約束となっており、第1回では3つ目を語ろうとした時に、説教を聞く気がない夢芽に遮られたり、シャルバンデスの出現でうやむやになった。また第3回ではバーナドドンの攻撃で邪魔され、第8回では寝落ちで中断され、第10回は、5000年前を舞台とした夢の中で前置き無しで言ったものの、3つ目を言う前に絶命していた。
3つの「人として守るべき物」
3つの「人として守るべき物」は、1つ目が約束で、2つ目は愛である。
先述の通り、邪魔が入るため3つ目については第5回時点で不明。…最終回までには語られるはずなので、他作品の赤い洗面器の男みたいなことにはならないはず。
ただ、第1回では2つ目の愛を、しどろもどろになりながらなんとかひねり出していたので、その場でとっさに考えているのかもしれない……。3話で発覚したガウマの戦う理由になった女性などの第三者からの受け売りの可能性や、恥ずかしくて言いづらかった可能性もあるが。
関連タグ
SSSS.DYNAZENON ガウマ ひめ(SSSS.DYNAZENON)
で、結局3つ目は何なのよ(本編第12回)
以下、本編最終回にあたる第12回のネタバレにつき、ネタバレが嫌いな者は敗北した怪獣優生思想の如く、お帰りください。
『俺には、守らなきゃならない大切なモノが…、三つある! 約束と、愛と…!』
第12回
2代目に介抱されながらも満身創痍で2つ目までいったが、3つ目を言う前にガウマは力尽き絶命。本当に何も明かされずに終わることとなった。
ちなみに、ガウマの死後に蓬と夢芽も二つ目まで言ったが、やはり中断された。……なお、一部視聴者の間では、3つ目は「友情」や「友達」、「未来」のどれかと予想されている。
裏関連タグ
ブレン:同じく「三つ目を言えなかった」キャラクター。ただし、こちらの場合は一貫した一つのパターンがあったわけではなく、「言えなかった」のが該当するのは最後の一パターンのみ。
以下、更なるネタバレ注意
映画『グリッドマンユニバース』にて、ひめの登場によりようやく3つ目が判明。
それはまさかの【賞味期限】。
5000年前に賞味期限という概念あるの?と、ツッコんでいいのだろうか……。
なお小説版の記述によると、やんごとなき身分でありながら美食にこだわらない彼女が断じて厳守すべきものとした定めとのこと。賞味期限だけでなく、健康のための消費期限の厳守も盛り込まれているのかもしれない。
- 考察
一部のファンからは、「賞味期限」というのは文字通りの意味だけではなく「大切な時期を逃してはならない」「すでに『賞味期限』切れの物事にこだわるべきではない」というニュアンスも含んでいるのではないか、という考察もある。
確かにガウマとひめは『ユニバース』で再会したものの、2人の関係は両者が死んだ5000年前にすでに「賞味期限切れ」になっていると言える。
そしてレックスとして蘇ったガウマとは違い、仮初の存在であるひめはもう同じ時を歩むことはできない。
だからこそ、ひめは最後に「いつまで引きずってんだよ、バーカ」というメッセージを残したのかもしれない。