概要
漫画『仮面ライダーSPIRITS』第1話「摩天楼の疾風」で仮面ライダー1号本郷猛が滝和也に言った台詞。
ニューヨークのスラムにある教会が、怪人たちの巣窟になっているという情報を掴んだ滝は、「仮面ライダー」と名乗り、武装して単身乗り込む。
火薬を仕込んだパンチや、電撃発生装置を仕込んだキックで最初こそ有利に立ち回る滝であったが、怪人としての正体を現したペトレスク神父に追い詰められてしまう。
とどめを刺されようとしたその時に現れたのは、誰あろう本郷猛であった。
「スマンな……滝 遅くなった」
「ばっか…ヤロオ」
「ライダー…変身!」
変身した本郷・仮面ライダー1号は、大量の敵を見やって呟く。
「敵は多いな滝……いや…大したことはないか。…今夜はお前と俺でダブルライダーだからな」
たとえ改造人間でなくとも、超人的な力を持っていなくとも、「正義の魂を持つお前も仮面ライダーなのだ」と滝が認められた、それも他ならぬ仮面ライダー1号、本郷猛に認められた瞬間であった。
本作の最初にして一番の名場面・名台詞と言っても過言でない人気の高い場面である。
パロディ
有名なシーンなのでpixivではよくパロディされる。その際は今夜はお前と俺でというタグが付けられることが多い。