CV:内匠靖明
人物像
ある出来事がきっかけで向井拓海と知り合い、彼女の担当となったプロデューサー。現時点で名前と年齢は不明。実家は千葉。
芸能事務所に籍を置く身ではあるが、銀(灰?)色に染めた髪、サングラス、唇のピアス、黒スーツ+派手な柄のシャツという見た目から、その姿はヤクザかチンピラ、良くてホストという印象が先に立つ(一応正式な仕事の場ではワイシャツにネクタイを締めてスーツを着る時もあるが、拓海からも「似合わない」と一蹴されている)。
性格面も、不真面目でスケベで高圧的で喧嘩っ早い……とはっきり言って最低。拓海のスカウトもナンパまがいだったため、見開きで拓海に殴り飛ばされた。
そのため誤解を招きやすく、些細なトラブルから警察の厄介になる事も多い。警察署から出勤する羽目になった事もあった。
プロデュース方針も利己的かついい加減。拓海をからかったり、セクハラ発言をしてはぶっ飛ばされるのが定番のオチである。
早苗いわく「アイドルの扱いが雑」
しかし彼女たちの扱い方はしっかり把握しており、義理堅く、熱いものに目がない性格を利用し、どんなに恥ずかしい仕事でもその気にさせるという原作のプロデューサーを思わせる器用さを見せる。
また、アイドルを守ろうとする気概もそれなりにあり、藤本里奈に痴漢を働いたイベント主催者に拓海が頭突きを食らわせた際、「仲間」を守った拓海を讃えた。
一方、事務仕事は大の苦手。千川ちひろに尻をひっぱたかれながらしぶしぶやっている。
事務所の部長とも反りが合わず、しょっちゅう喧嘩したり、「クソハゲ」などと陰口を叩き、部長からは挑発されるとすぐ噛み付いてくる性格などを「(拓海と)似た者同士」と評されている。
とはいえ拓海達の活躍に触発されてプロデュース活動に努力する姿勢も見られるようになり、拓海や部長からも認められるようになっている模様。
実際に、拓海と里奈のユニット「ノーティギャルズ」の名実ともに生みの親であることや、片桐早苗のコンセプトを確立して人気を押し上げるといった、目に見える実績も描写されている。
歴代のメイン格声付きプロデューサーの中で、唯一の喫煙者。(一応、346アニメ版のアイドル部門部長今西やU149アニメの部長と次長も喫煙者)飲酒量も多く、ボイスドラマVol.1ではビールをピッチャーでおかわりした挙句、翌日二日酔いで出勤している。
上記の通り、いつも拓海にセクハラを働いては制裁を食らったりしているため、弱く見られているが、12話では拓海のライブを襲撃した暴走族相手に彼女がいないところで高い戦闘能力の片鱗を見せた。なおここでは回避と牽制に徹し、暴力行為は行っていない。
アイドル達の前では戦闘能力を見せないように振る舞っている節があり、早苗に絡まれて投げられてとっさに受身を取った時にはばつが悪そうにしていた。
また、ボイスドラマVol.3では自動車免許を持っている事や、バーベキューの下準備をほぼ一人でこなす技能などを見せ、Vol.4では格闘ゲームがうまい事も描写された。
名称について
作中に明確な名称が登場しておらず、かつ他のPのように声優がついていなかったため、拓海のプロデューサーという事で「拓海P」と呼ばれていた。
しかし『WILD WIND GIRL』単行本第1巻の特装版にボイスドラマを収録した特典CDが付属する事が発表された際、拓海Pの登場もアナウンスされ、誰がCVを担当するかで界隈を賑わせた。
そして2016年8月31日放送の「STARLIGHT MASTER 05 純情Midnight伝説」の発売記念ニコ生にて、CVが内匠靖明(たくみ やすあき)氏である事が発表された。
この際着用していた拓海P風の衣装は高円寺で買ったものとのこと。
なお、プロデューサーの名字とその担当アイドルの名前がマッチしたのはオーディション中に判明した偶然の一致であるとの事。
これ以降、内匠Pとも呼ばれるようになる。
余談だが、声優もたくみん、担当アイドルもたくみんという事で、「たくみ」と呼ばれ拓海役の原優子さんと同時に返事をするなどといった混乱もあった模様。
9th Anniversary Memorial Partyの『スナックうさみん』で語られたところではオーディションは原との掛け合いをして選考されたらしい。
アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ
2018年5月31日、「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」にてノーティギャルズとその新曲をメインに据えたイベントが開催されるが、イベントコミュでのプロデューサーの言動は内匠Pを意識したワイルドな物となっている。
その後に実装された営業コミュ「NaughtyGals爆走伝・湘南編」・「NaughtyGals爆走伝・仏編」・「NaughtyGals爆走伝・旅情編」、ストーリーコミュ56話・57話(それぞれ向井拓海の「炎の華」、藤本里奈の「LOVE☆ハズカム」が解放される)でも同様の言動となっている。
10周年記念ライブ M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!
10周年記念ライブツアー『M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!』の最終公演は1日目が過去のLIVE、2日目が10年間のコンテンツの歴史を振り返る趣向であった。また、開催日時点でボイスが実装されているアイドルは全員登場し、ステージに出演しないアイドルはMCを映像出演で担当した。
2日目にMCで藤本里奈が登場し『デレステ』ステージの曲を振り返っているところに突如内匠Pが乱入。コミカライズもコンテンツの一つとして拾う事が宣明されたからか、単純にキャラ人気なのか、とにかく会場は盛り上がった。勘働きのいいプロデューサーは里奈のイラストがWWG版だった時点で予想できていたようだ。
そしてスナックうさみんで知り合った事を匂わせつつちょっとちっちゃいPに場を繋いで部長に怒られないうちにとそそくさと去っていった。
ちなみに三船美優に鼻の下を伸ばしていた。このあたりちっちゃいPと女の趣味が同じである。
関連項目
ノーティギャルズ(向井拓海・藤本里奈) 片桐早苗・・・担当アイドル。
拓海P(表記揺れ)