概要
THE突破ファイルの看板コーナーである突破交番のアメリカ版であり、こちらも負けず劣らずの人気コーナーである。
但し犯罪内容(ハイジャック、体に爆弾を巻き自爆を企む立てこもり、武装犯、マフィアたちの一斉逮捕)やその突破方法(武装犯には放水、ハイジャック機のエンジンを大門警部のように車から狙撃して爆発破壊、立てこもりには装甲車を使い壁から突入、マフィアたちの逮捕には協力者と偽装結婚式を行いパーティの移動に見せかけ警察に送り込んだ)がかなりスケールが大きい為、正解者があまりでず回答者(主にサンドウィッチマン)が「答えられる訳ない」等と嘆かれる事態が多く逆に回答者(こちらもサンドウィッチマン)からとんでもない回答(例を挙げれば郵便局銀行強盗事件の突破法でサンドが「乗っていた車で郵便局から突入した」と回答を言った。ちなみに正しい答えは郵便局員が持っていた小銭を犯人に投げつけ隙を作り取り押さえた)をいいMC内村から「アメリカンポリスじゃねえか!!」と逆にツッコミを入れることがある。
また、犯人確保のしっかりとしたアクション描写や、外国人タレントや芸人による英語と日本語と吹替えが入り乱れる演出も話題になっている(内村曰く「だんだんとクセになってくる」)。
「突破交番」は週によってメインや助演が変わる中「アメリカンポリス」は一貫してケイン・コスギが主役で、超新塾のアイクぬわらが準主役を演じている。
登場人物
- ケイン(ケイン・コスギ)
トッパ市警察署の警察官。「アメリカンポリス」の絶対的主役にしてヒーローである。
「突破交番」の警察官達にも負けない正義感の持ち主で、悪の組織や犯罪者に対して容赦ないが悲しい事情・過去を背負った犯人には、叱咤と共に勇気の言葉もかける。
頭脳明晰で銃の扱いも一流、日本の武士のような心も弁えており、剣道と武術にも長けている(日本刀の扱いも得意)。
またその容姿端麗さや子供にも優しい為、女性警官から絶大な人気を誇っている。
相棒兼親友であるアイクをからかったりするも、基本的には彼に対し全面の信頼を置いている。
事件解決の糸口を思いついた時の「It's a Perfect idea!」が決め台詞。
- アイク(アイクぬわら)
トッパ市警察署の警察官。準主役でケインの相棒兼親友。
ケイン同様に正義感が強いも、彼と比べるとやや頼りなく、女性にも余りモテない。
優秀でモテるケインに嫉妬するシーンが多いも、それ以上に彼を相棒として大いに信頼しており、友人としても非常に仲が良い。
事件解決時に「Mission Complete!」の決め台詞で締めるのがお約束。
また、1回だけケイン不在(設定上休暇)時に発生してしまった、刑務所乗っ取り事件の時には「It's a Perfect idea!」も披露した。
また、陸路関係に伝手が多いらしく、ハイウェイの投身自殺犯の阻止(大型コンテナトラックを集め、飛び降りさせないようにした)や、車で逃げる犯人達の足止め(スクールバスのドライバーに協力を頼み、犯人の逃走車を挟んで逃げられないようにした)を得意とする。
- チャド(チャド・マレーン)
ケインが主役に決定する以前は、アイクとW主演を勤めていた。
ケインが主役になって以降、アイクと同じケインの親友ポジションだが、希に上司役(その時は髭を蓄えている)を演じるエピソードもある。
また、ヘリコプターのパイロットを演じる事件もあり、前述のアイクが陸に関連した突破法ならば、彼は空に関連した突破法(例を挙げればタワー屋上から銃を乱射する元軍人で狙撃のプロの犯人を逮捕する際、自ら囮役となりヘリコプターのホバリングで2人がタワー突入の隙を作る。アイクがハイジャックに巻き込まれ飛行機の離陸を阻止する為、飛行機のタイヤとエンジンを破壊させ離陸を防いだ)を得意とする。
イッテQコラボゲスト
2021年4月4日に行われた日テレ番組コラボスペシャルで行われたアメリカンポリス特別編。
突破ファイルと同じく内村がMCを行う「世界の果てまでイッテQ!」とコラボが行われ、バイカーギャング『ヘヴンデビルズ』撲滅にケイン達とイッテQ市警との合同捜査が描いている。
- イモト巡査(イモトアヤコ)
イッテキュー市警の巡査。過去に、世界中を飛び回り猛獣と戦う、山ごもり等の特殊な訓練(=実際にイモトが受けたロケの内容)で鍛え上げられ、冒頭逃げてきた犯罪者を捕まえる脚力を見せ、今回の捜査に協力する。
また警戒心が強いヘヴンデビルズへの潜入捜査法(警察官達が偽のバイカーギャングになり、ヘヴンデビルズの傘下に加わった)を思いつく等、ケインに負けない頭の切れを見せる(その為2問目はケインに変わり「「It's a Perfect idea!」も披露した)
そして最後はケインやアイク、チャド達と一緒に「Mission Complete!」の決め台詞で締めた。
- ユメナ巡査(箭内夢菜)
イモト巡査の後輩。今回の捜査に協力。
- キング・ソー(ロッチ・中岡)
ヘヴンデビルズの構成員。ショッピングモールで銃を乱射し暴れまわっていたが、ケインの奇策(ブルドーザーを使い弾避けに使った)で取り押さえられる。しかしヘヴンデビルズの本当の狙いは、組織拡張の取引を行う為の時間稼ぎで、彼は捨て駒要員扱いだった。
尚、この映像を見ていたイッテQ準レギュラーの出川哲朗曰く「『イッテQ』のメンバーは芝居下手な連中ぞろい」で、特に中岡に至っては「佐藤蛾次郎見たい」と酷評していた。
- カメリア(椿鬼奴)
ヘヴンデビルズの構成員で今回の取引を行った相手。キング・ソーを即座に捨て駒にする冷酷な面を見せる。
尚、ドラマを見た鬼奴当人は『強い画力』と評価していた。
- ヨッシー(ガンバレルーヤ・よしこ)、マフィール(ガンバレルーヤ・まひる)
カメリアの手下。
- ボスの女(いとうあさこ)
ヘヴンデビルズのボスの愛人。不正薬物の取引を行い突入したケイン達の一瞬の隙を突いて、銃を乱射しだした。しかし、ケインの突破法(銃口から弾丸を入れ中から撃たせないようにさせた)で無事に取り押さえるのに成功した。