分島花音
わけしまかのん
現在はアーティストとしてはフリー、作曲家としてはソニー・ミュージックパブリッシング所属である。
高校在学中にソニーミュージックのオーディションで最終選考に残り、2008年にMALICE MIZER(活動休止中。現在はMoi dix Moisとして活動)のMana様のプロデュースのもと、『still doll』でデフスターレコーズよりデビュー。
チェロは3歳の頃から習っており、チェロとボーカルの弾き語りスタイルでの演奏が特徴である。デビュー時のキャッチコピーは『日本初のチェロ・ボーカリスト』であった。
Mana様プロデュース時代はゴシックロリィタな世界観の楽曲や衣装、舞台などでロリィタたちにも人気を博し、雑誌KERAや別冊のGothic&Lolita Bibleにもたびたび取り上げられていた。クラシック音楽を取り入れた楽曲のスタイルから海外、特にヨーロッパでも評価されている。
2012年、ワーナー・ホーム・ビデオへ移籍し『ToLOVEるダークネス』エンディング曲『ファールプレーにくらり』をリリース。これ以降、主にワーナーの日本製作アニメで主題歌を担当している。また、これと前後する形でセルフプロデュース体制に移行しており、ゴシック・ロリィタからは少し離れた、ややラフなスタイルの衣装やライブ演出などに変わっている。
2019年6月、これまで所属していた事務所を離れ、フリーランスでアーティスト活動を行なっていくことを発表。作曲家としては引き続き事務所に残るとしている。
同時に、同年の秋から約一年半ロンドンにワーキングホリデーを利用して滞在することを発表した。
イラストを特技としており、公式サイトやブログ、Twitterなどに多数投稿している他、自分でジャケットや販促用のポスターのイラストを描くこともある。
タカラトミーのTCG『WIXOSS』ではシグニの《羅植 カーノ》をデザインした。また、同社のDCG『WAR OF BRAINS』では《慟哭のジル・クライハート》のイラスト・BGM・キャラクターボイスを担当した。
同じ事務所に所属している岸田教団&THE明星ロケッツのボーカルichigoや、草野華余子(カヨコ)、モデルのAMOらと交流がある。
※太字は主題歌を担当した作品。OP=オープニングテーマ・ED=エンディングテーマ
TVアニメ
ED『ファールプレーにくらり』
後期ED『signal』
selector infected WIXOSS(2014年)
OP『killy killy JOKER』
selector spread WIXOSS(2014年)
OP『world's end, girls rondo』
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015年)
ED『RIGHT LIGHT RISE』
ゲーム・その他
PSP『Fate/EXTRA-CCC』(2012年)
主題歌『サクラメイキュウ』
TCG『WIXOSS』(2014年)
CM曲『continue』
ラジオ番組『A&G ARTIST ZONE THE CATCH』
『岸田教団 the 明星ロケッツ』のボーカル、ichigoと二人で月曜日のMCを2016年6月まで担当。7月からはichigoが一人で担当。(動画付き放送)
テレビ東京アニメ系情報番組「アニメマシテ」(2015年)
2月期ED『ツキナミ』(同名のアルバム収録)
公式ブログ(2010年6月30日~2013年8月15日まで)