概要
大井川本線と井川線それぞれの終着駅であり、また寸又峡温泉行きのバスも発着するターミナルである。
SLかわね路号の折り返しのため、構内には手動の転車台が存在する。
また、後部に補機のELが付く場合はその機回しも行う関係で、配線はポイントだらけの複雑なものになっている。
同じ理由で、本線ホームは7両編成対応の長いものである。
本線・井川線共に留置線が多数存在し、かつては貨車や廃車の置き場として活用していたが、現在はきかんしゃトーマス関連のイベントで使っている。
現在、本線ホームと井川線ホームの間の留置線には実物大のパーシー、ヒロ、ジェームスが常設・展示されている。
駅周辺
山間部に所在している為、駅周辺には数件の商店と「音戯の郷」という道の駅しかなく、民家もまばらである。
そのため、オフシーズンやSLの運休日には人気が殆ど無い。
かつては当駅以北への貨物輸送や林業で栄えており、無駄に広い敷地はその名残である。
「音戯の郷」は、木材の集積・加工場だった土地を再開発して建てられた。
駅前には、漫画『ゆるキャン△』の大井川編で登場した串焼き屋とカフェがある。