概要
[てんとう虫コミックス]]第40巻、藤子・F・不二雄大全集第13巻に収録。
これを使うと、台風の持つエネルギーを蓄えておいて、好きなことに使うことができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1984年8月17日。
- ドラえもんが風蔵庫をしまおうとした際に悪口を言ったのはのび太だけ。
- ドラえもんはスネ夫にのび太のことを知らせる際、タケコプターを使用している。
- ジャイアンは最初、ドラえもんとスネ夫の話を本気にしなかったが、のび太が通りめちゃめちゃになった道を見てようやく2人の話を本気にした。
- しずかが持っていた本はのび太から借りたもので、しずかはこれを返そうとのび太の家へ向かっているところで、彼と会った。そしてこの後、のび太の台風でスカートがまくれあがってしまったことで怒って帰ってしまっている。
- ジャイアンは野比家の前でのび太を待ち伏せしていた。しかし、のび太はなんとかジャイアンをすり抜け家の中に入ったが、そして風蔵庫から出した台風の量が多すぎたために台風が屋根を突き破り、自身も巻き込まれてしまった。
水田版
- 2014年11月14日放送。
- サブタイトルは「嵐でやっつけろ!」。
- 冒頭で両親が台風の天気予報を見ているのを見て、ドラえもんとのび太は台風を採取しに出掛けた。また、ドラえもんが台風のエネルギーについて説明する際に比較したのは核爆弾の威力から日本中の電力量に変更。
- 捕まえた台風はまず、台風で庭に散乱した落ち葉やゴミを片付けるのに使用している。
- ドラえもんが風蔵庫をしまおうとした際ののび太の悪口には薄ノロとアンポンタンが追加。更にこの直後、ドラえもんはうっかり風蔵庫に足を挟まれ、これをのび太が見て笑ったことで怒りが倍増した。
- 台風を身にまとったのび太に飛ばされた後、スネ夫は空中でカラスにつままれ木の真上から落下してズタボロになった。そしてこの後、ズタボロになりながらやって来たスネ夫を見て震え上がったジャイアンは「お願い!神様、仏様、青ダヌキ様、何とかしてくれ!」と手を合わせてドラえもんに頼み込んでいる。
- しずかはのび太と出会う前に、逃げ回るジャイアンに声をかけている。また、しずかが持っていた本は図書館から借りたものであり、彼女ののび太の台風のせいでパンツが見えてしまう描写はなかった。
- のび太は再び台風を身にまとうため帰宅した時、追いかけて来たドラえもん、ジャイアン、スネ夫に庭の砂をまいて目くらましに使っている。そして風蔵庫から台風を出したが、量が多すぎたため、野比-家の二階ごとのび太は空へと持ち上げられてしまい、その様子を見てドラえもん、ジャイアン、スネ夫の3人は仰天している。