演:橋本祥平
変身する仮面ライダー
概要
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』のスピンオフ作品『Birth of Chimera』にて、仮面ライダーキマイラに変身する人物。大谷希望と面識があり、後輩のように可愛がっている(家族ぐるみの付き合いのようで彼の両親を「おじさん」「おばさん」と呼ぶほどに仲は良好らしく、希望の父からも「向井くん」と呼ばれていた)。
ヒーローに憧れており、フェニックスの隊員を目指したものの試験に落ちた過去を持つ。
活躍
以下、Birth_of_Chimeraのネタバレ注意!
「やった……!俺が、仮面ライダーに……!」
外海の研究施設で被験者の中で唯一仮面ライダーキマイラへの変身に成功。変身者に選ばれる。
だが、自分より先に変身を試みた青年(シンタ)が悪魔に変貌してしまったこと、その命を自らの手で殺めてしまったことをきっかけに「あなたたちには協力できない」と外海の下を去る。
しかしその際にキメラドライバーを持ち去ってしまったことが災いしてドライバーを欲するアヅマとその部下達に希望と彼の家族を餌におびき出されてしまう。
彼らを守るために変身して戦うが、アヅマとの力の差の前に敗北し、ドライバーを奪われてしまう。
そして……
「そんな……っ……俺はまだ、何も……!」
なんとドライバーを奪われたその直後、副作用によって悪魔に変貌してしまう。
外海からはシンタと違い「症状は起きていない」と言われていたが、結局のところ逃れることはできなかったのだ(ちなみにこの時、ダイモンから希望とその家族を庇う様に動いている。仮にも適合者のため、わずかに理性が残っていたのか、単なる偶然かは不明)。
そして最後はダイモンの放った必殺技『オクトパスエッジ』を受けて爆散してしまい、この時の爆風で希望の両親も同時に息を引き取ってしまったため、希望がアヅマへの復讐に燃える大きな原因のひとつとなった。
余談
悪魔として悲しき最期を遂げた彼だが、なぜ遅れて悪魔化してしまったのかは不明。
適合者故に副作用が遅れて働いたか、強制的に変身解除された影響、キメラドライバー内のギフの瞳の有無などが関係しているかと思われる。
或いは漫画版のカイザや『仮面ライダーキバ』の仮面ライダーダークキバのように完全な適合者でない場合は数回だけ変身でき、その後副作用が現れる仕様だったのかもしれない(これだと「バトルファミリア」で希望が悪魔化していないのは1回しか変身していないからだと説明がつく。一方悪魔化した向井はそれまでに3回変身しており、3回目に強制解除された。)。
演じた橋本の仮面ライダーシリーズにおける次の出演は次回作『仮面ライダーギーツ』のスピンオフ作品『ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ』の天草四郎時貞/ジェロニモ役となる。
関連タグ
仮面ライダーリバイス Birth_of_Chimera 仮面ライダーキマイラ