概要
吹雪がメディアミックスの都合上、赤城や瑞鶴を介した関係になっている。
アニメではMI攻略作戦に吹雪を参加させる際に吹雪の事を気遣う様子を見せていたり(赤城さんが全力過ぎたのもあるが)「赤城さんに憧れてる駆逐艦の子」として認めている様子ではある。
ちなみに五航戦は秋月型や雲龍型のような後進が出て秋月や葛城のように瑞鶴を高評価している艦はこれからも増えると思われるが赤城は恐らく吹雪くらいしか居ない(あとは春日丸くらいなもの)。アニメの加賀が吹雪の事を認めているのは赤城の事を高評価している事も大きいのかもしれない。
劇場版では吹雪の特異性や変色海域から聞こえる謎の声に吹雪が反応していたにもかかわらず本人はそのことに気付いていないことを知った加賀は、「前はどこの鎮守府にいたのか」「本当に今の鎮守府に来た時が提督と初対面だったのか」と問いただしている(そして吹雪はそれに答える事ができなかった)。この時点で加賀は自分同様に吹雪もまた深海棲艦化を経て再び艦娘側に帰還した者と当たりをつけていたと思われる(真相はもっとややこしかったが)。
そして物語のラスト、もう一人の自分を受け入れて帰還した吹雪を赤城と共に真っ先に出迎えた加賀は「よくやったわ」と労うのであった。
なお、劇場版では加賀は吹雪を呼び捨てにするようになっている。赤城はさんつけのままであることから、赤城以上に吹雪を信頼している節も見られる。
「東京ウォーカー」「横浜ウォーカー」「東海ウォーカー」「福岡ウォーカー」「関西ウォーカー」各誌の2016年12月・2017年1月合同号ではまさかの加賀と吹雪のコンビが表紙に抜擢されている。
各誌で基本的なイラストは同じだが、加賀が食べているグルメと吹雪が手にした器が異なっており、加賀が吹雪を引き連れて全国を食べ歩きしているように見えなくもない。
赤城「憧れとは…………。」
余談
性格の温度差的にある意味対照的とも言える二人だが、ブラウザ本編ではいくつか台詞がかぶっているものがある。
これだけではただの偶然にしか見えないのだが、元々ブラウザ版の艦これにも没となったストーリーがあり、その時の設定や台詞の一部がサービス開始した今でも所々で残っている(綾波と吹雪が友人という設定→綾波のボイス内で吹雪を呼び捨てにしている等)、イラスト担当者が同じなだけでなく容姿までほとんどそっくり(特にアニメ版では両者ともに髪を解く場面があり、吹雪はさながら一航戦を思わせる髪になっている)な点を踏まえると、没となったストーリーでの彼女たちの関係はもしかして…。