概要
テレビ朝日系列局(ただし一部系列局除く)で放送されていた2時間ドラマだが、2012年10月からは2時間6分番組として放送されていた。
1968年から放送されていた土曜映画劇場をリニューアルする形で1977年7月にスタートした。元々は1時間30分枠であり、それこそ様々なドラマを放送していたが、1979年4月に2時間枠に移行、さらにサスペンスドラマに特化した枠となった。なお、ごくたまにサスペンス以外の作品を放送する事もあったが、この場合は「土曜ワイド劇場」とは名乗らない。
2017年4月8日に放送された「西村京太郎トラベルミステリー67 箱根紅葉・登山鉄道の殺意」を最後に廃止された。
なお、2時間ドラマ枠に関しては同年4月から、日曜10:00-11:50に「日曜ワイド」として存続したものの、結局こちらも2018年3月いっぱいで廃止、結果テレビ朝日から2時間ドラマ枠は消滅してしまった。
その後、2018年4月に開始した特別番組枠・日曜プレミア枠で2時間ドラマを放送することはあったが、その枠も2020年9月いっぱいで廃止、以後番組改編期など折に触れて新作の放送を続けてきたものの、2022年12月をもって2時間ドラマそのものを廃止した。なお、その最後の2時間ドラマとなったのは、「西村京太郎トラベルミステリー73 十津川警部のレクイエム」であった。
毎月第3土曜日は、系列局の朝日放送がホスト局を務めた。
代表的なシリーズとしては、「西村京太郎トラベルミステリー」、「家政婦は見た!」、「江戸川乱歩の美女シリーズ」、「タクシードライバーの推理日誌」、さらには「京都殺人案内」、「温泉 (秘) 大作戦」などがある。また、「相棒」も元々は、この枠で放送されたのが始まりである。
10時前後になると、おっぱい丸出しやセックスシーンが定番だったが、PTAからのクレームに加え、地上波でのエロ・グロ規制強化の煽りで2000年代半ば辺りで消滅してしまった。