概要
十字キーの下を押しながらBボタン(Wiiの場合は①ボタン)を押す事で、この形態に変身する。
この姿に変身すると、どんな敵にも見つからなくなる=無敵状態になる。またノーマル状態では踏みつけ攻撃が通じない敵を倒す事が可能となる。
ただしお地蔵さんなので、その場から一歩たりとも動く事ができないという弱点があり、一定時間が経つと変身が解けてしまう。
タヌキマリオの初登場した『スーパーマリオブラザーズ3』では、パワーアップの分岐が初めて盛り込まれたため、プログラマーの想定外だったのか地蔵のままくつマリオになれるというバグが存在していた。この状態は事実上無敵に当たるが、下キーの入力を受け付けなくなるため土管に入れなくなってしまう。
バグの詳細および類似症例はタヌキマリオの記事を参照希望。
その後の作品での登場
『スーパーマリオアドバンス4』のカードe+コースでは、透明化しているブロックを出現させたり、灰色ブロックを壊すことができるなど能力が追加されている。他に灰色ブロックを壊せるのはハンマーマリオのハンマーしかないため、一部コースではアドバンスコイン入手に必須になる。
リメイクを除くと『スーパーマリオ3Dランド』にてタヌキマリオと共に久々の再登場。
大きく仕様が変更され、スーパーこのはで変身する本作のタヌキマリオとは異なり、灰色のスーパーこのはである「地蔵このは」で変身する独立した変身として扱われるようになった。デザインは大きく変わり、タヌキマリオを石化したような見た目となる。
基本的には見た目も能力も本作のタヌキマリオ準拠であるため飛行こそ不可能だが、地蔵マリオでは首元のスカーフと地蔵への変身能力が加わった上位互換に当たる変身として登場する。また、3D作品である影響か変身はヒップドロップを置き換える形になる。
ただし、この非常に強力な効果のためか最初のコースから登場するタヌキマリオとは異なり、ワールド8クリア後のスペシャルワールドから使用可能という非常に遅い登場となっている。
『スーパーマリオ3Dワールド』ではタヌキマリオは続投したものの、類似した効果のまねきネコマリオが登場したからか地蔵マリオは未登場。
『スーパーマリオオデッセイ』ではマリオが地蔵にキャプチャーすることで使用可能。ゆっくりだが移動可能になったうえ、一部のアイテムゲットに必要。
『スーパーマリオメーカー』ではキャラマリオの1体として使用可能。『スーパーマリオメーカー2』では、コースのドアを叩くとたまに一瞬だけ出現するとか…?
マリオカートシリーズでは、タヌキマリオの登場する『マリオカート8』・『マリオカート8デラックス』・『マリオカートツアー』のジャンプアクションの1つとして(かなり久しぶりに)タヌキマリオが地蔵マリオに変身する。