概要
城下町デュエルとはTCG(トレーディング・カード・ゲーム)の対戦及びデッキレシピ解説動画等を主に投稿しているYouTubeグループ。
主に投稿している動画のTCGは遊戯王OCGだが、過去にはマジック・ザ・ギャザリングやポケモンカードゲーム等もやっていた他、最近では不定期にフラグメントディグレインも投稿されている。
動画にはTCG以外にも普通のゲーム実況やマスターデュエル、更には実写企画やライブ配信など幅広く活動している。
チャンネルメンバーは主に登場している人物だけでも七人以上、さらに編集メンバーも加えれば総人数が十人を超えるかなり大所帯のグループ。
またチャンネル登録者こそ他より多くないものの動画投稿が始まったのは2017年頃からとかなり早く、しかもそれはあくまで『YouTubeグループとして活動しだした年』であり、動画投稿者としてはなんと2014年度から始めており実はかなりの古株。
そういったことからかなりコアなファンが多く、他のTCG系YouTuberから一目を置かれるほかオフ会よく開かれている。
ちなみにその時投稿していたのはニコニコ動画である。
動画の特徴
城下町デュエルは上述した通りTCG(遊戯王OCG)の対戦動画などを主に投稿している。
しかし同じTCG系YouTuberの動画とは大きく異なる点が多数存在する。
デッキ構築
遊戯王OCGには様々なテーマカテゴリが存在し、他のTCG系YouTuberの主な動画はその中でも最近登場及び強化されたテーマを基にしてデッキを構築して対戦することが多い。
しかしこの城下町デュエルにおいてはそういったことは一切しない。
彼らがデッキ構築においてもっとも重要視するのは、そのカードに記載されてる情報とそれを用意る事ができるシナジー効果である。
それをまるでパズルを組み立てるかのようにカード同士を組み合わせていくことによって、自らが望む通りの戦術や展開・強力なコンボを生み出すのだ。
その為に対戦動画では
・基本的に3・4種類のカテゴリを使うのはあたりまえ
・戦術的な理由でたった一種類・一枚しか入れていないものがあるのはザラ
・効果等で繋がっているなら一見まったく関係がなさそうなものでも平気で入れる
といった混沌とした展開となる。
こういったある種の合理性は城下町デュエルがホーム画面で掲げているキャッチコピー
現役遊戯王プレイヤー最強メソッド
の体現と言える。
対戦スタイル
このある意味で真面目とも言える構築に対し、実際の対戦スタイルはまったく真反対のカジュアル対戦。
ルール等はある程度遵守するもジャッジがところどころで緩く、
・処理が終わっているにもかかわらずカードの発動を忘れてたため、発動前に盤面を戻してもらう
・召喚したモンスターの表示形式が不利だと判断してさりげなく変更する
・同じく召喚したモンスターの位置が不利だと判断してさりげなくずらす
・不注意でテキストの効果を無視してしまいプレイングミスを犯す
等が動画内で普通に起こる。
もっともこういったある種の『緩さ』がいい意味で「友達同士で遊ぶカードゲームの楽しさ」を演出していると言える。(普通こういった行為はあまり許されるものではなく、それだけ彼らの仲がいい証拠と言えるだろう)
なお彼らとしてもルールミス等は色々気にしているらしく、なるべくそういったことは起こらないように気を付けている模様。
トーク力
ある意味この城下町デュエルというチャンネルを象徴する特徴。
彼らが対戦する際、視聴者を飽きさせない為にトークをするのだがそれがまさに魅力そのもの。
カードに関係する話はもちろん、時にはガヤを交え、時には寸劇を交え、更にはジョジョやナルトといったアニメや漫画等のネタを加えたりと多種多様。
二転三転する盤面によりプレイヤーやそれを見守るガヤが一喜一憂し、その時々に発する心情を表した名台詞の数々はもはやエンターテインメントと言っても過言ではない。
こういった他のTCG系YouTuberには見られない要素が、コアなファンを生み出す魅力である
メンバー
先述した通り多く所属しているため、代表的なメンバーを上げていく。
なおメンバーにはそれぞれ「素顔をさらしているメンバー」と「素顔を隠しているメンバーがいる為、
本記事ではそれぞれ「素顔グループ」と「覆面グループ」に分けるものとする。
素顔グループ
ふたござ
素顔グループその一。
城下町デュエルのリーダーにして編集作業も担当している。
城下町デュエルの個性豊かな面々を纏め上げており、彼無くして城下町デュエルの存在はあり得ない
編集だけでなく、企画系では司会も担当するほど常識人で、ガヤではそれを用意た鋭いツッコミを見せる。
半面デュエルの腕前はあるものの、その常識力が災いしてメンバーが繰り出す異次元の戦術に翻弄されることが多々ある為、勝率は高くない。
バチカン
素顔グループその二。
ふたござ氏が城下町デュエルのリーダーならば、彼は城下町デュエルの顔であり彼を抜きに城下町デュエルは語れない。
デュエルの腕前もさることながら、彼の本質はその高いエンターテインメント力である。
自身の最初の手札を見た時のリアクションから始まり有利時不利時の反応、更にはコンボを決めた時の満面の笑みや逆に相手に蹂躙された時の不貞腐れた態度などどれを取っても取れ高に繋がる。
戦いの隙間隙間に入れるパロディや寸劇の数々は視聴者を大いに楽しませてくれる。
中でもハーピィの羽根帚が大嫌いでありそれが登場した際のリアクションは必見。
……もっとも強いことには変わりないので自らも使用することはあるが。
すてぽん
素顔グループその三。
城下町デュエルでバチカンと共にリアクション等で盛り上げるメインメンバーであり、メンバー唯一の大学卒業生。
その高い学歴を生かしたデッキ構築とプレイングを魅せると共に、メンバーから大卒いじりで笑いを取る。
ちなみに彼は城下町デュエルの他に「はかたどんよくチャンネル」という別のTCG系YouTuberグループにも所属している。
覆面グループ
総統
覆面グループその一で覆面はステレオなグレイタイプの宇宙人。
覆面が顔全体を覆うタイプなので、唯一覆面グループでカメラに全身が写っている(彼以外の覆面グループは動画内では手以外は出さない)。
バチカンと特に仲が良く、動画内で総統がガヤな際はバチカンとタッグを組んで戦うことがありその際自らをスタンド『エーリアンピープル』と名乗っている。
外見だけでなくデュエルでもエーリアンを使っており、その際の腕前は相手に反撃を一切行わせなかったほど
ちなみにこんな外見だが以外にも結婚している。
さりあ
覆面グループその二で覆面は自由の女神。
メンバー内でも凄腕のコンボ師で異次元のコンボを次々と生み出している。
例を挙げると、
・マシンナーズでも碌に使われない督戦官コヴィントンを使ってサーチループ
・同じく使われない黒蠍団モンスター全員をわざわざ集めてペンデュラム召喚
・召喚条件が厳しい眠れる巨人ズシンをコンボを使って僅か一ターンで召喚
・魂のリレーを相手に送り付けてそれを利用して特殊勝利。 などなど……
そのあまりの異様なコンボの数々はガヤから「キモい」と言われるほど。
ふぇんず
覆面グループその三で覆面は民族風。
メンバー内では比較的に常識人らしく上記のさりあのコンボを見てあまりの異様さに「キモい」と発するほど。
とはいえ実は彼も人のことは言えず
・光の創造神ホルアクティを実際に使って勝つ。
・融合召喚が面倒な究極竜騎士を三体召喚する。
など負けず劣らず異様。