堕天使オロバス
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だてんしおろばす
『女神転生シリーズ』に登場するオロバスを種族名まで含めた呼称。
ギリシャ神話の海馬(ヒッポカムポス)のようなデザインだった。
新宿周辺のフィールドに出現するEVIL属性の悪魔で、スキルこそ所持していないものの一度に8体出現、HPが高く剣攻撃に耐性があることからかなりの強敵である。
デザインは『地獄の辞典』寄りの二足歩行の赤い体色の馬になり、以後のシリーズも一貫して同じである。
シリーズを通して登場率はすこぶる高いものの物語に絡むような目立った活躍は特に無い。
強いて挙げれば、初3Dデザイン化作品である『デジタルデビルサーガ2』の捕虜収容所施設・司令室前で交戦する変身悪魔がオロバスのカルマ協会警備部兵士(本名:チャーリー)が、戦闘前のシーンで同僚と『馬が合うな』とジョークを飛ばす場面ぐらいである。
pixivにおいても、金子一馬氏のオロバスの公式画の“両手を広げて飛び上がったポーズ”を採り上げた作品が主に扱われている。
ちなみにこのダイナミックかつ異様に目を引く躍動感のある姿だが、実は『地獄の辞典』の挿絵もだいたい同じポーズだったりする。
なお、3Dデザインのオロバスがこのポーズを実際に取るのは一部の作品(DDSAT2、ペルソナ3以降等)の魔法使用時ぐらいである。
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