概要
- 千葉県いすみ市大字大原にある、JR東日本外房線といすみ鉄道が乗り入れる駅。「おおはら」と濁らない。
- 岡山県美作市古町にある智頭急行の駅。同じく「おおはら」と濁らない。
- 広島市安佐南区伴東7丁目にあるアストラムラインの駅。ここのみ「おおばら」と濁る。
千葉県の大原駅
1899年に開業。
2004年からは自動改札機が導入され、全国共通の交通系ICカードがこの年からは千葉方面へ、その5年後からは勝浦方面へも利用できるようになった。
外房線は特急「わかしお」も停車する。また、いすみ鉄道の起点にあたる。
駅構造(JR)
単式(1番線)・島式(2・3番線)それぞれ1面のホームを持つ2面3線の地上駅。ホーム有効長はすべて11両。
当駅が始発もしくは終着駅となる列車があり、この関係で、3番線の海側には4本の電留線がある。
上下列車とも行き違いや特急の待避がなく、かつ折り返し列車が入線済でない場合は、駅舎側の1番線に発着することが多い。また、当駅始発列車のうち、ホームで直接折り返す列車は1番線からの発着に限定される。
なお、かつては総武快速線に直通する列車も発着していた。
駅構造(いすみ鉄道)
くし形ホーム1面2線の地上駅。JR1番線に付随しており、JRとは逆に1番線、2番線となっている。ちなみに無人駅。
番線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 西行き | 大多喜・上総中野方面 |
1日の平均乗降人員は、JRが1402人(2019年)、いすみ鉄道が365人(2017年)。
岡山県の大原駅
智頭急行の普通列車用車両(HOT3500型)を管理している大原車両基地が隣接する駅。日中は駅員がいるが、朝夕は無人。
駅名は1994年の開業当時、当駅が所在していた英田郡大原町による。
駅構造
単式・島式それぞれ1面のホームを持つ2面3線の駅だが、こちらは高架駅で、かつ3番線が単式ホームである。
ホームの有効長は、1番線は2両分、2・3番線は6両分。
千葉の大原駅と同じく、当駅を始発・終着駅とする列車がある。大原車両基地への出入庫は、2・3番線のみ対応している。
番線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 下り | 智頭方面 | 普通列車のみ |
上り | 佐用・上郡方面 | 普通列車のみ。姫新線へは佐用で乗り換え | |
2・3 | 下り | 智頭・鳥取・倉吉方面 | |
上り | 上郡・大阪・京都・岡山方面 |
特急停車駅ながら、一日の平均乗降人員は92人(2018年)である。
広島県の大原駅
島式ホーム1面2線の高架駅。
一時期存在した急行は通過していた。