「七原くん…ねぇ、どうしよう…何コレ…?」(映画版)
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組女子出席番号14番。支給武器はヌンチャク。
特徴的な髪型をしている女子。
クラスメイトとの交友関係が薄い、目立たない生徒。
だが、品行方正な面は皆を欺く表の顔で、裏では伝言ダイヤルを使った援助交際を繰り返していた(クラスメイトの清水比呂乃のみは、彼女のその秘密を知っている)。
プログラムでは物語の主人公である七原秋也の直前に出発したが、分校を出た途端、待ち伏せていた赤松義生によりボウガンで放たれた矢に頭を撃ち抜かれて死亡していた。4番目の死亡者。
ゲーム開始後、最初にその死が描写された生徒。端役であるものの、僅かな描写から二面性のある人物像が窺える。
容姿
ロブスターのように一本に編んだ髪に、幅広のリボンが特徴。
映画版では長い髪を二つに縛ったおさげ髪が特徴となっている。
漫画版
支給武器はヌンチャク。
漫画版では番外編を含めてクラスメイトで唯一、一言の台詞も無い生徒であり、人物像も一切語られないため、金井泉共々、原作以上に存在感が薄い。3番目の死亡者。
映画版
演じた俳優は野見山晴可。支給武器はボクシンググローブ。
映画版ではメディアで唯一台詞がある。他のクラスメイトがキタノの授業をボイコットする中、一人真面目に彼の授業を受けていた典子に対し、藤吉文世、矢作好美と共に彼女をトイレに閉じ込め、いじめを行っていた。
ゲームでは出発直後、赤松によって放たれたボウガンの矢が首に刺さった状態で、暫くは生きており、七原の前で力尽きる。3番目の死亡者。
余談
もし仮に彼女が襲撃から逃れていたとしたら、二面性のある描写から相馬光子のように、裏表を使い分ける巧みな演技でクラスメイトを騙し、積極的にゲームに乗っていたのではと推測する読者もいる。