如意棒(にょいぼう)は、『ドラゴンボール』に登場する棒の武器である。
概要
孫悟空が所持する武器。
真っ赤で簡素な円柱形状の棍棒。
背中に背負って所持している。
「伸びろ如意棒!」の言葉で自在に伸びる。
他人を救う道具としても使用している(落下してる人の服に刺して命綱代わりにして助けたり、ジャンプで上の階に行けない人を、登り棒代わりにして上の階にまで上がらせるなど)。
元々は悟飯じっちゃんのものであり、悟空は彼から使用方法を教わった。
初期の頃は度々出番があったが、亀仙流を習得してからは素手や気で戦った方が強い事もあって、徐々に使用する機会は減っていった。
実はカリン塔から神殿に行くための道具であることが判明(カリン様から若い時に3年間の修行を受けた際に亀仙人がもらい受け、その後、弟子の悟飯に譲った。カリン様曰く、神殿に行ける程の者など現れないと思っていたため、譲渡したらしい)。カリン塔の先端に差し込み口があり、そこから伸ばすと神殿の底の差し込み口に繋がるまで如意棒は伸びていき、そのまま連結する。
それ以来、如意棒はその場所に繋げたままになり、物語から完全にフェードアウトした。
打ち合えば鋼鉄の剣でも易々とカチ割ってしまう程度には強度があり、タンバリンのブレスで消滅した筋斗雲とは違い劇中で直接破壊された描写は一度もない(魔人ブウが地球を消し飛ばした際は流石に壊れたかもしれないが)。
映画では『この世で一番強いヤツ』くらいまでの登場であり、以後は出番が全くなくなっていたが、最強への道で久々に登場している他、ドラゴンボール超ブロリーのポスター等で所持している。
ドラゴンボールDAIMAで久々に再登場。子供になったことによるリーチの短さを補うために装備している。なお、カリン様によると使う必要がないから亀仙人に預けていたらしいが物干し竿として使われていた。