CV:野沢雅子
概要
ドラゴンボールGTに登場する孫悟空の姿。
設定としては、究極のドラゴンボールで呼び出された究極神龍の力で子供の姿にされてしまった悟空」である。
こうなった原因は、ピラフの愚痴を神龍が願いと誤認したためで、悟空の意志ではない。
究極のドラゴンボールで叶えたものは究極のドラゴンボールでないと上書きができないという厄介な制約も付いており、本編で大人の姿に戻れるのは「超サイヤ人4」の時のみである。
広義では超サイヤ人4や、GTに登場した青い胴着を着て、少し肌が黒くなった大人姿の悟空のことを言う場合もある。
ただし、ゲームに登場する場合は概ね子供姿のバージョンとして扱われている。
身体が子供になっているため、戦闘においてある程度の弱体化は見られるものの、精神年齢などは大人の時の悟空とは変わらない。
身体が小さくなったことをあまり重く見ておらず、このままでも良いと気楽に構えている。ただこの態度を見たチチには、「地球人の自分はただでさえ老けるのが早いのに悟空が幼子になるなんて嫌がらせだ(要約)」と怒られてしまった。
しかし、「宇宙に散らばった究極のドラゴンボールをもう一度集めないと願いを叶えた場所の星が爆発する」という特性を知らされ、地球の爆発を防ぐため宇宙旅行へ出ることとなる。
小さいながらも長年の修行を経ていることから、作中でも飛び抜けた強さを誇っており、子供姿でも十分に戦えている場面は存在する。さらに地獄では、かつての強敵を軽く一捻りするほどにまで鍛えられていた。
出番としては通常形態と超サイヤ人4の2つが圧倒的に多く、超サイヤ人4登場までは超サイヤ人3が切り札的な扱いだったがベビー戦をはじめとする数回しか変身していない。途中から超サイヤ人4になるために必要という理由で老界王神の手によって再び尻尾を生やすようになった。また、本編では子供時代においては使用していないが、如意棒や筋斗雲をEDで使用し、尚の事少年期を彷彿とさせる雰囲気を纏っている。
使用技は既存のものに加え、『Z』の映画で登場した「龍拳」が正式な技として使用されるようになった。また、一星龍との最終決戦で使用した元気玉には『超ウルトラ元気玉』という名称が付けられている。
ゲーム作品での扱い
古いゲームではこの状態の悟空はプレイアブル化されなかったが、超サイヤ人4に繋がる状態として徐々に実装されるようになった(それまでは通常の悟空が超サイヤ人3の次になる形態だったことが多い)。ただし実装されるのはキャラクター実装数の多い作品のみで、登場キャラを絞る方針の作品では取り上げられないことがほとんど(とはいえ扱い自体は徐々に良くなってきている)。
余談だが、各種ゲーム版では面白い掛け合いの多いキャラでもある。特にドラゴンボールゼノバースシリーズでは破壊神ビルスなど『超』で登場したキャラクターとの専用掛け合いが存在する。
2019年、ドラゴンボールファイターズにおいて、まさかのGT版悟空がメインで参戦を果たした。先の通り超サイヤ人4がメインとして使われやすい中、今回はなんとGT時の悟空を主軸に各種超サイヤ人形態に変身して必殺ワザを使うパターンのキャラとなっている。
変身形態
超サイヤ人・超サイヤ人2
基本的なパワーアップとして登場する。しかし『2』に関してはOPの1シーンや、『3』になるに至るシーンで一瞬彷彿とさせるシーンが描かれるだけで、実際は登場していない。
よってゲームで登場する際には、概ね『GT版の超サイヤ人2』は飛ばされる傾向にある。
珍しく採用されたのは細かいキャラ起用が売りのドラゴンボールヒーローズシリーズなど、極わずかである。
そもそも本編自体、超サイヤ人4がデビューする以前(究極のドラゴンボール編)ですら意外と出番は少なかったりする。
超サイヤ人3
子供姿の悟空としては相変わらず最強形態にあたる。見た目の雰囲気はゴテンクスに似ているが、それよりも頭身は低い。
ベビー戦で使用するが、維持できる時間が短縮されてしまっている欠点が表出し、さらにその後間もなく下記の超サイヤ人4が登場したため、出番がすっかりなくなってしまった。
イマイチ活躍しづらい超サイヤ人3のジンクスは、ここでも背負っていると言えよう。
一応公式においてフュージョンを介さない子供の超サイヤ人3はこの時の悟空のみである。
『Sparkingシリーズ』では超17号を倒した龍拳かめはめ波はこの形態の技として設定されることが多いが、実際は通常形態の技である。
黄金の大猿
尻尾が復活したあと地球から発生していたブルーツ波を浴びて、大猿となったが以前と異なり黄金の毛となっていた。
しかし、理性を失うところは変わらずところ構わず暴れてしまうが、パンの涙で理性を取り戻し超サイヤ人4へと覚醒した。
超サイヤ人4
該当記事を参照。