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「脳波妖獣ゴンドローマとは俺のことだ。よく覚えておけ!」

概要編集

CV:辻村真人

第9話「脳波妖獣ゴンドローマ」に登場。

脳波妖獣の異名を持つ妖獣で、3つの眼とむき出しの脳が特徴。

自身の指をもぎ取り小さな分身を作り出し、標的の動物に憑依させることであらゆる生物の脳波をコントロールし、操る力を備えている。指は一瞬で再生し、一度に多数の分身を作って大量の動物を操ることも可能。

名前の由来は「コントロール」からと思われる。


活躍編集

ゼノンに呼び出されると、上記の力で地上に反乱を起こし、人間共を恐怖のどん底に突き落とし、その混乱の中でデビルマンの脳波を操り、再び悪の道に引きずり込むことを命じられ、人間界へ派遣される。


町に着くと、まず、左手小指を小さな自分の分身に変え、タレちゃんがペットショップで購入したハツカネズミを操り、その晩、牧村一家が寝静まると彼を襲わせる。しかし、偶然その時、彼が悪夢で起きてしまったため、助けを呼ばれてしまい、そこに駆け付けた不動明により、阻まれ失敗に終わる。


翌日、再び左手の小指を同様の能力で氷村巌(妖獣ヒムラー)が牧村美樹にプレゼントした黒猫を操り、彼女を襲わせるが、またも明に阻まれる。そして、その場から逃げた黒猫を追いかけてきた明の前に姿を現し、小手調べに偶然その場に飛んできたを操り、彼を襲わせた後、デビルマンに戻った明に勝負を預け姿を消してしまう。


その後、今度は、左手の親指以外の指を次々にもぎ取り、放った分身たちに「ペットに乗り移り、人間共を食い殺す」よう命令し、町の人々を襲わせ、大パニックを起こす。

そして、それを食い止めるために自分を倒しに廃墟へとやって来た明を捕え、操ろうとするが、その場に落ちていたガラス片で自身を傷つけ苦痛を与えることで、催眠術から逃れらた彼にデビルマンへの変身を許してしまい、最期はデビルカッターで傷つけられた体にデビルアローを食らい、爆発四散した。


漫画(冒険王)版編集

ほぼアニメ版と同様の展開で、牧村家でネズミを操ってタレちゃんを襲わせたり、大量の鳥や犬を操って町の人々を襲わせたりした。その後、デビルマンに変身した明と対峙し、催眠光線で操った隙に襲いかかるが、唇を噛んだ苦痛で覚醒していたデビルマンの反撃を受け、デビルパンチ、デビルキック、デビルタイフーン(回転攻撃)を受けて倒された。


余談編集

放送では漫画版デビルマンのような獣風の下半身だったが、放送前の企画資料では下半身は六本足のケンタウロス風のデザインで、名前も「魔獣ドベルマ」となっていた。上半身はゴンドローマとほぼ同じで「脳波により人の心を操ることができる」と能力を説明されており、ゴンドローマの原型であることが窺える。

さらに、アニメ版デビルマンの原型ともいえる漫画作品「魔王ダンテ」には、同じ三つ目とむき出し脳のデザインの魔物「ブレムシャット」が登場しており、このデザインがゴンドローマ(ドベルマ)に流用された可能性がある。ちなみに、このブレムシャットは脳波攻撃は使わないが、開いた頭から脳を飛ばして魔王ダンテに目潰しするという壮絶な攻撃をしている。


関連タグ編集

TVアニメ版・デビルマン デーモン族 妖獣(TVアニメ版・デビルマン)


桃太郎印のきびだんご:動物に食べさせると命令を聴くようなる。


密猟者マスターハンター猛獣使いオルグズカンガミ:同じく動物を操る能力がある。

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