プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
「Fateシリーズ」に登場するキャラクター。
現時点では会話内、回想シーンでの登場のみとなっている。
初出は『Fate/EXTRA』における玉藻の前との会話内。
化けギツネ繋がりで名前だけが登場したが、本人は妲己と同一視されることを拒否している。
『Fate/Grand Order』におけるイベント『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』では、当初タマモヴィッチ・コヤンスカヤの正体が妲己であるとされていたが太公望が用意した対獣宝具(妲己特攻チューニング済)が不発に終わってしまったことで、別の対策を余儀なくされてしまう。また、人類悪・ビーストの1人であったことが明かされた。
真名
紂王を堕落させ贅沢の限りを尽くし、多くの人間を虐殺した稀代の悪女。その正体は金色白面・千年狐狸精であり、女媧の命を受け天数尽きた殷王朝を滅ぼすことが目的だった。
人物
太公望の視点による回想では、享楽に耽り人々を虐殺し、それを楽しみとする邪悪として描写されていた。しかしその人知を超えた行いと精神に太公望は深い衝撃を受け、妲己の最期の言葉とともに、彼女に対し複雑な想いを抱き続けることとなった。
関連人物
生前
自身を討伐した人物。
コヤンスカヤに対して思いっきり人違いを犯してしまったが、もしかしたら彼女の容姿は玉藻の前にそっくりなのかもしれない。やっぱり同じ人なのでは……?
Fate/EXTRA
最初に言及があったサーヴァント。
同じ狐系妖怪として忌み嫌っており、中国出身であるアサシン戦で言及されるも、「あんな贅沢狐と一緒にするんじゃねー!」とキレた。もっとも、テンションが上がって主人公を押し倒した際には「アナタ様をSE.RA.PHの帝辛、紂王にしてさしあげましょう!」とも口走っている。
多くの国を滅ぼしただの傾国モードだのいかにもな事を匂わせるが、本人は頑なに否定している。
これは、近代創作において玉藻の前が妲己と同一視されていたことが上記の由来と思われる。
Fate/Grand Order
玉藻の前をベースにした自然霊。
タマモ自身が匂わせているため彼女も関連が深い、あるいは同一人物であるとされていたが、正体は上述の通りのため本当に無関係(?)であり、太公望に間違われた挙げ句意気揚々と宝具を食らわされたことについては怒り心頭である模様。
図らずしもコヤンスカヤのミスリード元となってしまった原因。
「遠慮会釈なく妲己と呼んでやろうか? 」という台詞に、多くのマスターが騙されてしまった。
しかし他人の本名をおいそれと口にしてはいけない中華圏の文化ゆえのものとも捉えることができ、実際口が滑って名前を言ってしまうとどうなるか、そして彼女の霊基質量が10万トン(※)に及ぶという始皇帝の見解からも、その正体・本質を見抜いていた可能性が高い。
※ ツングースカ大爆発をもたらしたとされる隕石は10万トンに及ぶと推定されている。
注意
現在、Fate作品において妲己の生前の姿は描写されておらず、Pixiv内でもコヤンスカヤのイラストが殆どになっているのが現状である。両者は上述の通り明確に別人として扱われているるため、安易なタグ付けは控えるべきである。