概要
主として松本零士作品のアニメ版において、宇宙の広大さと未来感を醸し出すために用いられる謎の単位。
作品世界は人類が太陽系全体さらに恒星間に活動領域を広げた時代で、宇宙キロもキロメートルを海里に準えた単位と思われるが、劇中で具体的な距離換算が示されたことはない。「キロ」は本来、1000倍を意味する接頭辞なので正式には「宇宙キロメートル」となるはずであるが、劇中ではもっぱら「宇宙キロ」の表現が用いられる。
一方、現実の宇宙開発や天文学でよく使われる「1au (天文単位)」は謎の単位のように見えるが、これは「地球=太陽間の距離の平均」であり、「1495億9787万0700mに相当する」というはっきりした定義がある。