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概要編集

2016年5月21日と28日にアニメ『名探偵コナン』の第818話と第819話として放送されたアニメオリジナルエピソード。


ドラマ『あぶない刑事』、アニメ劇場版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などの脚本家でもある大川俊道氏のアニコナデビュー作。


あらすじ編集

地下アイドル出身の人気歌手、リサ・パープルのボディーガードを依頼された小五郎。


コナンと蘭はリサのライブに招待され、蘭はリサの髪色である紫のウィッグを被ってライブ開始を待っていたが、リサがステージに現われた時に非常ベルが鳴り、ライブ会場が暗転。


そこで、蘭がリサを守る為に犯人のひとりを撃退するも、もうひとりの犯人にスタンガンを撃たれて気絶してしまい、誘拐されてしまう。


解説編集

人違いとは言え蘭が誘拐された為、小五郎が蘭を誘拐した犯人を追跡するというタイトルの通りの展開となっている。

また、蘭は一度意識を回復しているが、再びスタンガンを撃たれており、2回スタンガンを撃たれるのも珍しい展開である。


別人疑惑のコナン編集

蘭が誘拐されたのは(アニオリに限れば)通算4度目。

過去の事件では、コナンは蘭が誘拐された時には必死に捜しているのだが、本作では焦っている様子がほとんどない

特に前回誘拐された『こうのとりミステリーツアー』では足を捻挫して松葉杖を使用しているにもかかわらず、ターボエンジン付きスケートボードを使用して蘭を捜しており、誘拐事件ではないものの『長崎ミステリー劇場』では蘭が犯人として疑われた時には必死にグラバー園の園内を駆け回って無実を証明するなどしているが、今回のコナンはこれらの回と違って必死になる様子がない為、一部のファンからは「コナンが別人」などの声があった。


また、蘭に関しても自身のピンチに対して「新一」ではなく「コナン君」と言っていた為、こちらも違和感があるとの声があった(もっとも、劇場版ではないのでしょうがないが)。


余談編集

2024年現在、脚本を担当した大川俊道氏はアニコナの脚本を8作品担当おり、特に蘭と小五郎は8作品全てに登場。

アニコナでは8作品中6作品が今回のように前後編を主に担当しており、近年では非常に少なくなった前後編を担当できる脚本家のひとりでもある。


関連項目編集

名探偵コナン アニコナ

毛利小五郎 地下アイドル

タイムリミットは15時!:本作と同じく、蘭が人違いで誘拐されたエピソード。

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