概要
神谷道場かかりつけの老医で小国診療所を開いている。
高荷恵を助手にしていた医者と知り合いだったため、恵のことを知っていたが、その医者が裏で武田観柳と結託して阿片を造っていた事までは知らなかった(恵も師事していた医者が利益を独占しようとして3年前に観柳らに殺されるまではその事実を知らず、人を見る目がなかったとその医者に師事していた当時を振り返っている)。後に恵を助手として引き取る。当初は恵の尻を撫でるなどスケベかつお調子者なところを見せていたが、以後は終始真面目で、石動雷十太との戦いに行く剣心に忠告をしたこともある。
原作では「玄斎」という名前は出てきておらず、この点は旧アニメ版オリジナルである(新アニメ版でもこの名前が採用されている)。
旧アニメ版では1話から登場しており、神谷道場とは三十年の付き合いという設定。神谷薫の親代わりという設定のため原作より出番が多く、序盤であったスケベな部分は消えており、その代わりに災難に遭う場面が多い。赤報隊に関する情報も知っていた。また、妹のハナがいる。
あやめ、すずめ
旧アニメ版オリジナルキャラクター。
玄斎の孫娘で、原作には登場しない。剣心は最初、薫の妹と勘違いしていた。
二人とも、剣心のことを「剣にぃ」と呼び懐いている。
彼女らの登場により話の一部が原作とかなり変わることもある。
京都編で剣心が旅立った際、すずめは家中を走りながら剣心を探し、玄斎の膝の上であやめと共に泣き悲しんだ。その後、薫、明神弥彦も旅に出るが恵と共に留守を託される。
すずめの雑巾掛けは物凄く速い。
ハナ
CV:片岡富枝
旧アニメ版オリジナルキャラクター。
玄斎の妹で、あやめ、すずめの大叔母。伊豆に住んでいる。玄斎と瓜二つである。