概要
神奈川県川崎市川崎区大師にある京浜急行電鉄大師線の駅(KK23)である。
偶然だが、当駅南口と川崎駅とを大師線よりも遠回りに結ぶ臨港バスの系統番号が、当駅の番号と同じ【川23】である。
その名前の通り、真言宗智山派の名刹・川崎大師平間寺の最寄り駅であり、正月三が日になると非常に混雑する駅となっており、その為に特別ダイヤが組まれる。
そして国道409号も浮島方面が北口、溝の口方面が南口を通る構造になっており、国道に挟まれている駅にもなっている。
尚、平間寺のほかに、とある奇祭で有名な金山神社の最寄り駅にもなっている。
大師線が大師電気軌道として開業した当初からの駅であり、なおかつ大師駅以北の区間は経路変更を経ており開業当時の駅が他に現存していない事から、当駅が京急最古の駅かつ東日本最古の電車駅となる。
この事から当駅駅前には「京浜急行発祥の地」記念碑が設置されている。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
地下通路で南口、北口の往来ができる。
- 利用時の注意
当駅は三が日、1番線は電車到着後ホームが大変混雑いたします。
しかし北口改札は改札機2台とICカード専用臨時簡易改札機が1台しかない(有人改札と自動改札が同じレーン)ので、いずれかがエラーが発生すると列が詰まり後ろの人に大変迷惑がかかってしまいます。なので川崎大師の参拝する際は必ず交通系ICカードを余裕を持ってチャージをお願いします。(南口改札の手もあるが、地下通路が階段でしか繋がっていない為、混雑に巻き込まれて転倒する可能性があります)
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は18,231人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 17,295人 |
2009年(平成21年)度 | 16,879人 |
2010年(平成22年)度 | 16,681人 |
2011年(平成23年)度 | 16,315人 |
2012年(平成24年)度 | 16,466人 |
2013年(平成25年)度 | 16,877人 |
2014年(平成26年)度 | 17,605人 |
2015年(平成27年)度 | 16,898人 |
2016年(平成28年)度 | 17,207人 |
2017年(平成29年)度 | 17,729人 |
2018年(平成30年)度 | 18,050人 |
2019年(令和元年)度 | 18,231人 |