巴紋
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ともえもん
謎の図形「巴」を用いた紋章。家紋に多く見られる。
「巴」自体については先方の記事を参照のこと。
漢字としては「蛇」や「渦巻き」に由来しているためか、「一つが極端に丸まる」あるいは「複数が同じ向きに並ぶ」形で円環している物が多い。
そのあたり「ウロボロス」に通じるものがあるが、全てではないため断定には至らない。
八幡宮系の神社も「神紋」として家紋同様の使い方をする傾向がある。
これは八幡神=応神天皇が三韓征伐の際に母親=神功皇后の胎内におり、凱旋時に産まれたとする神話に由来していると言われる。
この説を採るならば「胎児」や「魂」という事になるが、数が増減する理由の説明が付かず、やはり断定には至らない。
他には太鼓に描かれている事が多く、関係の深い「雷」や「雷雲」を表すとの説もある。
しかしその関係は「卵が先か鶏が先か」という状態である上に、「雷紋(雷文)」という名で呼ばれる紋章も別に存在しており、結局断定には至らない。
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