説明
「市街戦」とは、戦争や紛争において市街地で行われる戦闘のことを意味する。
遮蔽物が多かったり、交戦距離が短くなったり、逃げ遅れた民間人が居たりと、原野のような環境とはまた違った戦いになる。
冷戦が終結し、大国同士の戦いから、民兵組織やテロリストとの戦いが主流となった現在では、市街地での戦いを有利にすすめるため各国で戦闘技術の研鑽や装備の工夫が進められている。
特色
- 遮蔽物が多い
地形が複雑で遮蔽物が多いので、歩兵が効果的に活動できる反面、戦闘車両は使い方をしくじると簡単に撃破される。
遮蔽物を待ち伏せ攻撃がとても簡単。同じ装備、同じ練度なら先にいた側が圧倒的に有利。
特に、狙撃兵が潜んでいた場合は…
でも、木造建築が多い場合は焼き討ちされると防御側が全滅するので攻撃側が有利か。
- 交戦距離が短い
遮蔽物が多く、見通しが効かないので交戦距離が短くなる。食パンを咥えて走っていたら曲がり角で敵兵とぶつかる可能性すらある。昔ながらの街ほど建物が密集しているので、武器のチョイスが大事になる。
- 民間人
民間人がいる場合が殆どなので人道的な問題が発生しやすい。
市街戦が発生した都市
上海:上海事変など
ベルリン:第二次世界大戦
エルサレム:第一次中東戦争