概要
『ゾンビランドサガ』に登場する、巽幸太郎と水野愛のコンビおよび男女カップリング (NL)。
巽幸太郎は言わずと知れた愛たち死者7人をゾンビィとして蘇らせたネクロマンサーであり、彼女たちを佐賀のご当地アイドルグループ・フランシュシュとして売り出そうとするプロデューサーとしても活躍する存在。
水野愛は、そんな彼に蘇らされた死者の1人であり、生前は日本一のアイドルユニット・『アイアンフリル』の不動のセンターとまで言われ、その壮絶な最期は10年経った今でも同ユニットを語るうえで欠かせないほどのビッグな存在 (通称・『伝説の平成のアイドル』)である。
蘇らされた当初、愛は「そもそも自分は佐賀出身ではない」、「ゾンビがアイドルなんてできるはずない。ましてや、ご当地アイドルなんてもってのほか」などの理由から猛反発。脱走からボイコットまで企て、活動に意欲を示してからも「火葬文化の日本で、なぜ肉体を得た状態で蘇らせることができたか」などの謎を説明されないなどの理由から、メンバーで最も幸太郎に懐いていない素振りを見せ続けていた。
しかし、そんな中でも第4話で無茶苦茶な営業を持ってくる理由に文句を言ったところ彼から言われた「少ないチャンスを逃さないため。ゾンビィであるお前らは無茶しても死なない。だったらやる以外ない」と説明されて1人だけ(納得いかなさそうな表情ではあるが)首肯するなど完全に反抗してるわけでもなく、サガロックの後では第8話で実父への想いをどう伝えるか悩むリリィに対して「まずはアイツのとこに」と巽を信頼してるような素振りを見せるなど、心境の変化を滲ませている。
共通点
ちなみに、幸太郎と愛はそれぞれサガロックとアルピノライブをボイコットしようとする純子とさくらを「しばらく野放しにしておき (その間、他のメンバーが説得を試みても頓挫)、直前に自ら動き出す」という点で2人とも「アイドル育成」に関する考え方・行動論はどこか似たようなものがある。