張唐
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ちょうとう
張唐は、戦国時代の秦の武将。また、同時代を背景にした漫画『キングダム』の登場人物。
張唐の将軍としての記録は
紀元前258年(昭襄王49年)10月、張唐が魏を攻めたが部将の蔡尉が陣を捨てて守備しなかったので、帰還後に蔡尉の首を斬った。
紀元前257年(昭襄王50年)10月、鄭を攻めこれを攻め落とした。
紀元前257年(昭襄王50年)12月、邯鄲を攻め落とせず合流した王齕を従え、寧新中を攻め落とした。寧新中は安陽と名を改めた。
この3行のみである。また、『史記』樗里子甘茂列伝によると、燕の宰相にされそうになったがこれを拒絶したとある。その時期については『史記』燕召公世家によれば紀元前232年、『史記』趙世家によれば紀元前243年。
なお、『キングダム』の張唐は紀元前241年の函谷関の戦いにおいて戦死しているため、『キングダム』では『史記』趙世家の方を採用していると考えられる。
CV:浦山迅
秦国大将軍。
十五歳で初陣して以来五十年間、戦歴を重ねた老将。しかし昭王時代には六大将軍の影に隠れており、それ故に彼らを嫌っていた。性格は頑固そのもので、秦国軍人であることを誇りに思っている。反目する桓騎の才能だけは認めている。
合従軍編で咸陽に招集され、函谷関の守将の一人になる。だが韓軍の毒兵器により余命を悟ると、桓騎軍と共に韓軍を襲撃して韓大将軍・成恢を討ち取った。桓騎には「秦国一の武将となれ」と言い残して力尽き、死亡した。
なお、桓騎は後に六大将軍の一人となり、さらにこの当時としては最大規模の虐殺を行った唯一の人物である。
当然趙からは激しく嫌悪され、討死についても無数の無名の趙兵によって槍で貫かれて敗死(基本的に本作での討死は名前のある人物に寄るものが大半)のため、この意味では「秦国一の武将」になったと言える。
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アンチ・アルビノ 第2部(10〜17話)
合従軍編をまとめました。 特に加筆修正もないです。 まとめて読みたい方は良ければ。 今更ながら。 アンチ・アルビノ→色の落ちた世界に、色を塗りたくるような。反発精神。 みたいな捏造的な意味でつけました。 夢主の過去バナとか。またいつか。50,801文字pixiv小説作品