なに? 君らも自分にうんざりしてる人?
いいよ…なら、特別手術を始めよっか」
概要
自分の理想と現実のギャップをコンプレックスに感じている。
自己存在の変革を望むサイボーグ
自分の能力が求められながらも「単なる事件解決のための便利屋」としか認識されず、そこに加えて「自分が未成年であることと、変えがたい"性別"という現実」から、「誰にも認められるカッコいい大人の"男"になりたい」という願望がシャドウ化した存在。
マヨナカテレビ内に特撮番組に登場しそうな秘密基地を建造し、その中で自分自身を改造手術で変身させようとし、それを公開放送しようとした。
その性格も非常に混濁したもので、幼児のようにわがままから駄々をこねたかと思うと、唐突に不気味な笑みを浮かべてシャドウ特有の心を抉るような指摘を発する。
しかしてその真意は「周囲に阻害される原因を性別や未成年である事に押し付けて他人の気持ちを考えず、理屈が先走る余り空気が読めないという本当の問題点から目をそらしている直斗の幼稚さ」を見せつけている。
直斗に拒絶されて暴走すると、右半身が青ざめた生身、左半身が機械、背中にスクランダーを背負った二丁光線銃使いのサイボーグへと変貌する。見た目的には某特撮ヒーローに近い。
弱点らしい弱点が無いほか強力な全体攻撃を複数持ち、さらにステータス異常を誘発する攻撃も複数持つ。
中でもHPとSPの両方にダメージを与えた上に魔法攻撃を封じる「魔封光線」が強力。またこちらの属性耐性を無効化する「エレメンツ・ゼロ」も何気にウザイ。
ただアルゴリズム(行動パターン)が機械的に一定のパターンで組まれているため、そこを突けばあまり苦戦せずに倒すことができる。
Persona4 the ANIMATION
基本的にはゲームと同じ。
登場早々タケミカヅチが投げた雷霆で右手の銃を落とされた為、左手で銃を、右手で魔法を扱うスタイルを取る。アラハバキの「烈風波」やアバドンの「アローレイン」を全弾回避する程の機動力を誇る。
そして何よりも印象に残るのが「ガルガリンアイズ」。原作では「対象1人のHPを1にする&一定確率で『老化』状態(全ステータス半減)」の効果を持つこの技、アニメ版では左目から放つリップルレーザーによって相手を本当に老人化(経年劣化)させてしまう。この技で鳴上悠と花村陽介を老爺に、クマをカビ臭い古びた着ぐるみに変えてしまった。
キントキドウジの「エナジーシャワー」によって若返った悠が召喚したベルゼブブに圧倒され、最後はメギドラオンでダンジョンごと爆破された。