※ その他のロビンに関してはロビンの記事を参照。
概要
ヤーマスの町に現れる謎の覆面男。ドフォーレ商会の悪事を懲らしめる正義の味方。
悪に苦しめられる人の前に颯爽と現れ、悪を退治し風の様に去っていく。その正体は誰も知らない。
ヤーマスでの彼に関わるイベントでは「怪傑ロビンのテーマ」なるBGMが頻繁にかかる。
一定のイベントを終了すると仲間にすることが出来るようになる。得意武器は小剣。
服装は、頭部に「R(ROBINの頭文字)」の文字が描かれた黒いマスクに黒いマント、黒いジャケットに黒い手袋とほぼ黒ずくめの衣装でコーディネートしている。
言わずもがな、モデルは怪傑ゾロである。ただし怪傑ズバットの要素もややある。
また普段は長身のスラッとした体格だが、ときどき口ひげを蓄えた、小柄で太ったロビン(通称・偽ロビン)が登場することがある。
2人共、戦闘中に小剣技を使う際の消費ポイントが1安くなるという特殊能力を持つ。
また初期装備で武道着を持っているのでこの装備をほかのキャラクターに回すうえでも重要な存在であり、メンバーとして連れ回さないまでも序盤ですぐにロビンイベントを起こすようにしたい。
ロビン(本物)
22歳。基本的に本物とされるロビン。
初期技はヒーローらしく、「ライトニングピアス」を持つ。
その正体は酒場「シーホーク」で働く猫背の男性、ライム(22歳)。
神出鬼没の怪傑ゆえか、能力値は腕力のほかに素早さに秀で、武器は何を使わせてもそつなくこなす。
魔力もまあまあ高く、デフォルトで蒼龍術を身に付けている。
反面、ライムの引っ込み思案な性格が反映されてか、体力や意志力は低め。
本来は小剣技全てに閃き適正を持っているはずなのだが、蒼龍術も有るためか結果的に閃きにくいキャラとなっている。
普通に使うなら剣技か体術がおすすめ。蒼龍術は一見使い所が分かりにくいが、ロマサガ3では回復手段が極めて限られるのでサクションが結構使いやすい。
偽ロビン
ライムがドフォーレ商会の男から暴行を受けているときに登場したロビン。
初期技は女性を落とすために定番カクテルと同名の技、「スクリュードライバー」。
正体は酒場「シーホーク」のマスターでライムの父親、トラックス(42歳)。
こちらのロビンを仲間にしているとシーホークを使えなくなるというデメリットがある。
彼が扮するロビンに関するタグは、「偽ロビン」の他に「ロビン(トラックス)」がある。
ちなみにこの偽ロビン、閃きタイプは本家ロビンと同じだがデフォルトで術を覚えていないため、結果的に小剣技の閃きでは優っており、「ファイナルレター」も閃き得る。
そのため、「もしかして、偽物じゃなくて先代なんじゃないか?」とか、「ファイナルレターを親から息子に受け継ぐ」といった妄想に事欠かないキャラであるともいえる。
その容姿に反して、能力値は本物よりも素早さと魅力が高い。同社のLIVE A LIVEに登場するサモ・ハッカといい、ふとましいのによく動くキャラである。
なお、全体として見た時の性能はいまいち。また小剣技の仕様も決して強力とは言えないので、やや使いにくいキャラクター。
大抵の場合はスクリュードライバーの極意を取ったら装備を剥ぎ取られてお別れになる。
とは言えスクリュードライバーは貴重な技であり、槍・小剣レベルを上げたノーラやようせい等でウンディーネにスクリューをねじ込むなど特定ボスの対策に使われる。
備考
彼らが登場するイベントはゲームの序盤から挑戦できるが、彼らを登場させないまま敵のレベルを上げ過ぎるとイベント中のボスとしてアスラが出現することがある。 確かに『先生』と呼ばれてやって来るが…。
しかもロビンが一時的に加わるので強制的にフリーファイトとなる上、ボス仕様なのでHP2倍。更に2連戦の両方で登場する事も…。
因みにこのHP2倍仕様のアスラは倒せないボスや特殊仕様のラスボスを除いた全ボスキャラの中で最高のHPを誇るフォルネウス本体(HP37000)を抑えて堂々の1位(HP39998) を誇る。
初期ステ一人+フリーファイト固定で四魔貴族級の相手と2連戦というのは絶望的な難易度だが、そんな逆境を乗り越えて勝利するのもヒーローの醍醐味…かも知れない。
余談
専用BGM「怪傑ロビンのテーマ」は2015年に発売されたインペリアルサガ公式サウンドトラックにてなんと歌詞がついて登場。歌および台詞はロビンがKENN氏、偽ロビンは杉田智和氏が担当した。
因みにKENN氏が声優として担当した有名キャラクターに遊戯王GXの主人公『遊城十代』というキャラクターがいる。
このキャラクターの使うデッキが『E・HERO』というのは、何処かこのゲームのヒーローとの不思議な縁を感じさせる・・・・・・かもしれない。