概要
20世紀末期、科学技術の発達によりゴジラを始めとする怪獣たちと共存の時代を迎えた人類が小笠原諸島に建設した怪獣の保護、飼育、研究施設。
各怪獣の習性や本能に合わせて区画分けされており、海底には怪獣達食料となるマグロなどの海洋魚類を飼育する一大海底牧場がある。またラドン等飛行可能な怪獣が外に逃げ出さないように地上に怪獣ごとに嫌悪をしめすガスを噴射する装置が設置され、空中には磁器防壁と呼ばれる電磁バリアが張られている。
地下には巨大な研究施設があり、多くの科学者や職員が怪獣たちの研究や飼育に専念している。
しかしキラアク星人の放ったガスで島がパニックになったうえに制圧され、怪獣たちを全て持ち去られて各都市の襲撃に使われ、しかも職員達もキラアク星人に洗脳されて地球侵略の先兵にされてしまう。その後島は放棄され、その後再びコントロールセンターが設けられる。
地球側がコントロール装置を奪取、怪獣達を取り戻し、キラアク星人と交戦した。だがキラアク星人の円盤ファイヤードラゴンによりコントロールセンターはまた破壊されてしまう。
作中では本島しか登場しないが、設定ではコントロールセンターのある本島以外にも各怪獣が棲息する小島が点在するとされる。『ゴジラ1954-1999超全集』によるとゴジラが住んでいる島である怪獣島、その近くにアンギラスとバラゴンが住む島、ゴロザウルスの家族が住んでいる恐竜島、クモンガの住む島、卵を短時間でふ化させる装置があるモスラの島、ラドンとバランの島、マンダが住む海域の近くの小さな島が存在すると記載されている。
尚、後の作品に登場するゴジラ達の住処である怪獣島が怪獣ランドと同一の島なのかは不明である。