概要
初出は地方都市「天海市」を舞台とした『ソウルハッカーズ』。
モチーフとなったのは怪奇実話系の書籍に掲載された、目には見えないが特定の人物に執着して噛みつき傷つけるという正体不明の存在かみおとこで、このゲームに登場するに当たって名づけられキャラクター化されたものである。
種族は、今作より登場した都市伝説系の悪魔の所属する「怪異」で、同種族最下位であるLV.4の悪魔。
見た目は口がついている複数の空飛ぶ球体で、スキルは見た目通りの「かみつき」を持つ。
おじいちゃん口調で会話し、倒すとなぜか贈答アイテムニワトリの死体を落とす。
なお「怪異」はDARK悪魔であるので、プログラム「ダークマン」をGUMPにインストールすることで仲魔にできるが、合体素材にはできないためあまり意味は無い。
インパクトのある外見の悪魔であるが、今作以降この種族自体が登場作品には恵まれていなかった。
しかし『D×2真・女神転生リベレーション』において、「怪異」悪魔が実装されたことにより3DCG化して登場した。
『D×2』においては支援型ながら攻撃力が高く、「狂い咲き」で状態異常確率をバフし、固有技「痺れかみつき」で大ダメージ+相手を緊縛状態にできる。
また呪殺系魔法で威力140の「ムドオン」や、覚醒デバフスキル「雄叫び」を持つ優秀な仲魔である。
類似した存在
アルカナ魔術師のシャドウ「アブルリー」系(フランス語で大言壮語という意味)は、球体に口をもつという非常に似た姿をしているが、噛みつきではなく長い舌による攻撃をしてくる。
セガサターンの伝説の3Dシューティングゲームで、似た姿のスナブリンが終盤登場する。
球体に笑っているような口のついたわらいボールとぶきみボールが登場。
あいたくてウォーカーは球体に唇という姿は共通であるが、四方に脚が存在する。
妖怪うわんのルーツという設定のウタカサネは、口がついた複数の球体が人型に集まった姿である。
『3』に登場するレムルース、ラルウァイ、チョンチョンは球体状の身体に唇がある口がついている姿で、口の中には2つの目がある。