曖昧さ回避
本項では1.について解説する。
概要
「九十九の満月」の世界(以下、九十九世界)では、戦争で大きな武勇を作った人などにつく“称号”の事。この「戦神」の称号は大変珍しく、全国でも名乗れる人は数人程度…。
つまりは超・最強(そう・すとろんぐ)な武人に付く通名(とおりな)の事で、鬼のように強い武芸者を(種族問わず)例える際に使われる。
作中に登場する最強の人造妖:戦国万妖の中でも、現在は違ネエさんだけしか持っていないかなりレアな称号!
だから違ネエさんは自分の事に誇りを持って、人が作った兵器に付く「軍神(ぐんしん)」ではなく己が作った数々の武勇伝に付く「戦神(いくさがみ)」を名乗っている。
心から自分をアイドルと思えた人にしか名乗れぬ、これまたレアな称号!
思ったもん勝ちなので、みなさんも職場や学校で名乗ってみよう!
文句言いう奴は拳でねじ伏せろ!
武勇伝
武勇伝には、50万以上の武士(もののふ)を討ち、100万以上の式を屠り、3体の軍神(ぐんしん:人などに造られた妖怪であり兵器)までをも倒した伝説がある。だが、それらすべての口伝・論文よりも戦国万妖(せんごくばんよう:600年前、人に造られた最強の妖怪)の強さを最も雄弁に物語っているのは、現在ある富士の(大穴がぽっかり空いている)姿であると言うことは、言うまでもなかろう。
これらの武勇伝で最も語り継がれているものは【軍神 うしとらとの戦い】である。
うしとらとは、戦国万妖に対抗するために作られた現人神(あらひとがみ)。36体(一桁台)の戦国万妖に対抗するために作られた至高の1体。この軍神 対 とある戦国万妖が繰り広げた闘いは超有名である。