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捨てられた殺人者

すてられたさつじんしゃ

捨てられた殺人者とはゲーム「Lobotomy Corporation」や「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティの一種である。
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しかし、君は本当に哀れな人だ。私に殺されるのだから。

(What's really pitiful is people like you dying to the likes of me.)


概要編集

捨てられた殺人者(Forsaken Murderer)とはLobotomy Corporationや「Library of Ruina>Library_of_Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一種であり、拘束器具を付けた男のような見た目をしている。

分類はT-01-54、リスクレベルはTETH。

 

管理方法編集

作業情報編集

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
RED2-3140-67-1011-14

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1高い普通普通低い
2高い普通普通低い
3普通低い普通最低
4普通低い普通最低
5普通低い普通最低

クリフォトカウンター:1


特殊能力編集

1.作業結果が悪いとクリフォトカウンターが1減少する。


作業結果が悪いと脱走するが、基本的には自制が低いか作業好感度が低い作業をしないと作業結果悪いになりにくいので序盤でもなければ作業結果が原因で脱走することはほぼ無くなる。


脱走時編集

HPREDWHITEBLACKPELE
270普通(1.0)普通(1.0)弱点(1.5)脆弱(2.0)

まず脱出時、頭が金属のように変化する。そしてオフィサーや職員を追いかけ頭を地面に叩きつける形でRED属性の3-5ダメージを与えて攻撃するのだが………脱走しても拘束具を着たままのせいか移動が遅い。しかもそれに合わせて攻撃速度も遅い。そして肝心の威力も雀の涙であるため、DPSは通常時の罰鳥以下である疑惑すらある。

それに加えて危険度TETHのアブノーマリティらしく上記の通り体力も低い上にどの属性にも耐性がなく、勝っているのはHPが200で全耐性が脆弱(2.0)の罰鳥くらいである。

ダメ押しに攻撃以外は特殊(?)行動がなく、ただただ頭を叩きつけて攻撃するのみである。


総評編集

弱い。

この言葉に尽きる。


この有り様なので、普段は職員や他のアブノーマリティや試練、特定のセフィラについにはすっかりブラック企業の上司気取りの管理人(プレイヤー)によって無惨に命を散らす弱き存在オフィサーにすら負ける。危険度高のアブノーマリティならさらに秒殺される。


そう言う事で(捨てられた)一般人ZAYINといった愛称(彼にとってはむしろ蔑称?)をつけられる捨てられた殺人者。

 

だが、その弱さこそ彼の魅力であり強みでもある。

というのも日を進めるごとにアブノーマリティはどんどん収監される。もちろん強かったり厄介な事を引き起こしたりそもそも管理が面倒なやつも多くいる。その中で初めて入れた奴ははもちろん前に入れた奴も見ないといけないのである。

そういった事から、脱走しても特殊行動なし、オフィサー程度でも倒せる捨てられた殺人者を“いっその事無視して”初めて入れた奴の管理をするという選択肢が出てくるのだ。

しかもとあるアブノーマリティの管理方法の一つに他のアブノーマリティを鎮圧するとカウンターが上がるというのがある。そこで彼と協力してカウンターが下がったら脱走して最強装備ですぐ倒すを繰り返してそいつの世話及び武器・装備ゲットまでスムーズに行える(ただし、この方法は他のアブノーマリティの脱走によりカウンターが減少するアブノーマリティも収容されている場合はあまりお勧めできない)。


以上の点から捨てられた殺人者は特に問題ないどころか時には利点もあるので、初心者はもちろんベテランでも(状況次第で)見つけたら即収監で良しという評価をもらっている。


E.G.O編集

武器編集

名称ランク属性威力攻撃速度射程
後悔TETHRED12-18低速普通

特殊能力:なし

防具編集

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
後悔TETH耐性(0.7)弱点(1.2)耐性(0.8)脆弱(2.0)

特殊能力:なし

ギフト編集

名称部位効果
後悔口1HP・MP+2

武器は攻撃速度が遅いので他のE.G.O.でカバーしないと空振りしやすい。しかし、TETH武器で最高のDPSを叩き出す武器の一つなので攻撃はしっかり当てたい。

防具はREDとBLACKに耐性があるので基本的には前衛向きの防具。序盤において作業用としても優秀。

ギフトはHP・MPを2上昇させるといった無難なもので且つ競合するもの(装着部位が同じであるもの)が一つしか存在しないため優秀なものとなっている。


ストーリー編集

元は刑務所に投獄された死刑囚で、死刑の代わりに薬物投与などの人体実験を行われていた。薬物投与の結果、彼の凶暴性は消えたが代わりに人間性を失ってしまった。

それからすぐに、頭が金属になっていると訴え何度も何度も壁に頭を打ち続けた。しかし研究者たちにはそうみえなかった。(恐らく幻覚であろう)

その後研究者の一人を頭で鏖殺。その後脳を解剖された。


「頭...金属に...脳みそが...滑らか...金属みたい...つやつやに...」


続編編集

Library of Ruina編集

技術科学の階の1体目の幻想体として「捨てられた殺人鬼」の名称で戦うことになる。

光が溜まった幕で使用する「金属音」という攻撃ページはとにかく火力が高く、解放された時点では普通に戦うとマッチ勝利が難しい。さらにパッシブ「怒り」により与えてくる混乱ダメージが倍増するため前述の「金属音」をくらった場合基本的に混乱してしまう。

しかし、もう一つのパッシブ「恐怖」により何かしらの状態異常になるとダイスの威力が軽減されるので、とにかく状態異常を付与するページを用意しておくこと。

解放された段階(ピエールのミートパイ攻略完了)では「た耐える」や「料理の支度」あたりがコスト1で且つほぼ確実に状態異常が付与できるため使用すべし。それ以外にもコストは2になるが「ネズミの生存戦略」、「卑劣な一撃」、「圧倒」あたりもおすすめ。


幻想体ページは「金属の響き」「縛られた怒り」「暴力性」。

「金属の響き」は付与した司書が打撃ダイスが命中する度に対象に次の幕に束縛と麻痺を1付与するもので、緩い条件でデバフを与えることが出来る。

「縛られた怒り」は付与した司書の速度が1に固定される代わりに打撃ダイスの威力が上昇するもので、攻撃威力の上昇は有効だがタゲ取りが出来なくなるのが難点。ただし、後半に獲得できるパッシブ「最強」と組み合わせることで全ての速度ダイスが無限になるためそのデメリットを帳消しにできるどころかメリットにすらなっている。

「暴力性」は付与した司書の全ダイスの最小値が1減少し、最大値が3増加するもので、ダイスの振れ幅が大きくなるが運によっては威力が上がる。

どれも無難に強く、世話になった人は多いだろう。


Limbus Company編集

本人は直接登場していないが、ファウストの後悔人格にて存在が言及されている。抑圧作業の成功率の低さなどロボトミーでの管理内容が言及されている。

E.G.O「後悔」編集

ヴァルプルギスの夜限定E.G.O。覚醒スキルは自分のデバフを解除しつつ憤怒ダメージを、侵蝕スキルは自分のデバフの量に応じて攻撃加重値が上がるもの。

使用者

使用囚人ランク
ムルソーTETH

関連タグ編集

Lobotomy Corporation/Library of Ruina/Limbus Company:登場作品

アブノーマリティ TETH

殺人鬼 拘束具 死刑囚 被験体

黒鳥の夢/夢見る流れ/規制済み…これらも危険度の割に鎮圧難易度が低いと言われるアブノーマリティである。しかし、ただ攻撃するしかないこのアブノーマリティと違ってそれぞれ「他のアブノーマリティのカウンターを減少させる」「とにかく速い速度で施設中を動き回り、3桁台のダメージを与える」「最高ランクでもなければ遭遇時に即座に発狂」などの強みや厄介さがあるので普通に注意されたし。

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