放電竜エレキング
ほうでんりゅうえれきんぐ
第2話「怪獣を飼う女」、第27話「奪われたマックススパーク」に登場。
身体は青白く、他の個体にはないごつい指と鋭い爪を持つ。
口からは放電光線を吐き、この光線の色は話によって異なる。また、嗅覚も一度嗅いだものは忘れないと言われるぐらいに発達している(出典:「決定版ウルトラ大怪獣50大図解超百科」(講談社刊))。
第2話
OLの葉山美宇の孤独な心に漬け込み、彼女を操って自宅にてケージで飼育させていた。この作品では卵生である事が判明し、卵からミニサイズのエレキング(デザイン自体は共通)が誕生して行くという方式になっている。
後述する第27話ではこれとは別にセブンの時と同様の幼体も複数存在しており、こちらは人間の脳波を吸い取って成長する。しかし、脳波を逆流させられると死ぬという致命的な弱点も抱えており、カイトは脳波を逆流させた事により絶命させる事に成功している(脳波を逆流させるってどういう事なんだろう…というツッコミは無しである)。一応掴みかかってきた敵に対して放電する防衛方法があるが、流石にカイトはウルトラマンマックスと一心同体であった為か、死には至らなかった。この放電能力の影響からか、接触した人物には静電気が残留する。
尻尾から電気を吸い取ってから実体化するというネロンガのような能力を持っており、街の電気を次々に吸い取って自らの身体を強化し、マックスに挑みかかるも、角を斬り落とされてマクシウムカノンで吹き飛んだ。親である個体が死んだ事で連鎖的に美宇宅に存在していた子エレキングも絶命した。どうやらこの法則は27話の個体にも適用されるらしい。
エレキングは『マックス』で登場して以降、「電気が好き」という設定が追加され、ファミリーマートのCMなどでも充電する光景が描かれている。この個体は尻尾だけでなく、皮膚から空気中の電気エネルギーを吸い取る事ができるという設定である。
初稿では、イルカのようなデザインも描かれていた。
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