「お姉さん、棍棒は回収できる?」(広告より引用)
※このような要素は本編にはありませんのでご安心ください。
概要
日替わり内室とは、古代中国の官僚世界を舞台とした育成・成り上がりゲームである。
スマートフォンなどのタブレットでプレイ可能だが、公式サイトからプレイすることも可能。
物語
かつては皇帝の子であり、一生華やかな暮らしをするはずだった主人公。
しかし幼い頃に主人公の親の先代皇帝が死に、権力のある役人たちは皇族でもない者を皇帝に擁立し、先代皇帝の遺族を滅ぼそうとした。
奇跡的に主人公だけが助かり、かつて先代皇帝の臣下であった者とその娘とともに逃げ出した。自分がこのまま無名で終わることを許せなかった主人公は本をひたすらに読みふけり、10年後に役人となるべく京に登る。役人となるための試験「科挙」の結果、見事に状元(成績1位)の座を獲得し役人となる。そして故郷へ帰り、臣下の娘と結婚したところから物語は始まる。
以降は、放置系のバトルで物語を進めていくこととなる。物語を進めるための育成については下記のシステムを参照してください。
システム
徴収
基本的に、放置ゲーの要素を多大に含んでいる。
ゲーム内のお金であり、部下にした門客(下記)をレベルアップするのに使う「銀両」
ゲーム内の食料であり、物語を進める上で必要な「兵士」を集めるのに使う「糧食」
物語でバトルを行う際に必要、上記の糧食を使って集める「兵士」
これらは時間経過とともに、徴収できる回数が回復する。物語を進めて主人公の役人としての位が上がるにつれて、放置で回復する最大徴収回数は増える。
門客育成
門客(部下となるキャラクター)をストーリー進展や昇進で集め、主人公の能力を上げる。
この世界では門客の総ステータスが主人公のステータスであり、例えば
「門客Aが5000、門客Bが2000、門客cが4000」のステータスを持っていた場合、
「主人公が11000」のステータスを持っていることとなる。
上記の銀両を使って門客のレベルを上げ、さらに貴族に抜擢(いわゆるレベル上限の限界突破である)することができる。
ちなみに、「色々な門客のレベルを上げても主人公に全加算されるならばバランスなどを考える必要はないのではないか?」と思うかもしれないがこれは間違いである。
ある程度物語を進めることで解禁される「闘技場」というシステムや、昼の12時から14時の間に現れる「蛮族」との戦いイベントにおいては門客ひとりひとりのステータスが重視される面がある。
貴族抜擢のためのアイテムなども蛮族を倒して手に入るポイントで買うことができるので、長期的にやるのであれば門客はバランスよく育てましょう。
また、門客の能力には武力、知力、政治、魅力の4種類がある。それぞれ
武力は物語のバトルでの主人公軍の強さ(兵士の損失がどれだけ少ないか)
知力は一度に徴収できる銀両の量や、競売(後述)の消費銀両
政治は徴収できる糧食の量
魅力は徴収できる兵士の量などに関わってくる。
門客には三国時代の名将呂布から、かつて関ヶ原の戦いで敗れた石田三成までもはやなんでもありである。時代や国が滅茶苦茶なことに突っ込むのは野暮である。
挨拶・賛辞
毎日1回、サーバー内のイベントで上位を取ったり、物語を進めたりしたプレイヤーに対して賛辞を送ることができる。賛辞を送ると、お礼として課金アイテムである元宝をもらうことができる。
宴会
ある程度まで物語を進めると、宴会なるものを開催したり参加したりできる。
宴会に必要なアイテムである宴会の食材や調味料、元宝を用いて開催でき、参加する側は元宝のみ持っていれば参加可能である。
これによって「宴会ポイント」を獲得。このポイントをさまざまなアイテムと交換できる。
訪問
「あたしは美男子を、あんたは美女を訪問だね」(広告より引用)
これまた時間経過で回復する「体力」を使い、都の建物をランダムで散策する。
これによって銀両などの資源を得ることができたり、新しい美女(下記)と出会えたりする。
また、訪問時にはその時の運勢(訪問を行うたびに減る。銀両、糧食、元宝で回復可能)によって美女と出会える確率が変わる。
運勢の値が低いと、資源が減ってしまう可能性がある。体力が回復しているからといってすぐに訪問せず、運勢の回復を待ってから訪問をしましょう。
太学
門客を派遣し、門客のスキルレベルを上昇させるのに必要な経験値を貯める。
この経験値は門客共通ではなく、一人一人が別個に持つものなので注意が必要。
演武
150分の間、演武を行うことで経験値を得ることができる。他のプレイヤーも3人まで参加することができ、官位の高いプレイヤーは前から参加していた官位の低いプレイヤーを蹴り出して途中参加できる(官位の昇進については後述)。演武経験値は門客の強化に使える。
牢獄
物語を進めていくと、悪事を働いていた人物がボスキャラとして登場することがある。
彼らを倒すことで都の牢獄に拘留することができ、拷問することで彼らが不正で得た金銭や糧食を取り上げることができる。敵にとっては毎日体力がなくなるまで殴られ搾取されると考えると、彼らが悪事を働いていたとはいえとんでもなく闇が深い。
拷問には「名望」と呼ばれるものを使う。これは毎日一定量回復したり、物語を進めることで手に入れる。物語を進めるに連れて、毎日回復する名望量が増える。
闘技
他のプレイヤーの門客と自分の門客を戦わせるもの。自陣営からランダムに一人の門客が出撃し、相手の門客と1対1で戦う。相手側の門客を3人連続で勝つと、門客のスキルレベルを上げる経験値などのボーナスがもらえる。
闘技は1日に4回までだが、アイテムを使うことで出撃回数を増やせる。このアイテムも闘技3連勝のボーナスでもらうことができる。
議事院
毎日5つの事件が発表されるので、門客を派遣して対処に当たる。
プレイヤーたちの派遣した門客のステータスによって貢献の順位が決まり、順位ごとに異なる報酬を受け取ることが可能。
連盟
連盟を作成したり、加入することができる。連盟イベントなどに参加するには連盟への所属が必要だが、特に所属しなくても問題なく本編を進めることはできる。
時間帯イベント
前述の「蛮族との戦い」のこと。毎日12時から14時に蛮族の兵が襲来するので、門客を出撃させて倒していく。
また、毎日20時になると蛮族の王が襲来する。いわゆるレイドバトル(他プレイヤーと協力して倒すもの)である。また、彼にトドメを刺したプレイヤーは特殊なアイテムを入手でき、これを集めることでなんと蛮族の王が門客になってくれる。
また、ここで得られるポイントは門客を貴族に抜擢するアイテムなどと交換できる。
征伐
ランダムで出てくる3人の敵から一人を選び、兵士を消費して戦う。プレイヤーの武力が高いほどに消費する兵士の数が少ないなど基本的な戦い方は物語でのバトルと同じ。ランダムでアイテムや門客、美女の経験値などを入手できる。
競売
銀両を消費して他プレイヤーとオークションのようなものを行い、アイテムや元宝を買う。相手が持っている銀両より多い銀両であれば勝つことができるが、プレイヤーの知力によってはより少ない銀両で勝つことができたり、負けてしまったりする。
公務
時間経過で、主人公のもとに仕事が入る。役人が傷害事件を起こしたが、朝廷に報告するか、故意に法律を犯して杖刑に処すかと言った2択の判断をする。
これによって、門客のステータスを上昇させるアイテムや資源、そして主人公の昇格に使う「政績」を手に入れることができる。
群芳会
他のプレイヤーの美女と自軍の美女を戦わせることができる。しかし門客のような殴り合いバトルではなく、互いの才情を競うというもの。また、これに参加させる美女はある程度の親密度と魅力(後述)を強化し、冊封する必要がある。
美女
「アンタね!私は家計を切り盛りしてスカート、化粧品、靴、車、バッグを買うくらいなだけなのに、アンタは美女を買ってるの!?」(広告より引用)
おそらく、このゲームの広告などで最も押されているポイント。
主人公はさまざまな美女と関係(肉体)を持つことができ、自分のハーレムを作ることができるというものである。
美女は門客のレベルを上げたり、訪問を繰り返して親密度を上げることで関係を持つことができる。
美女にプレゼントを送ることで、彼女たちの親密度や魅力を上昇させることができる。ある程度まで親密度と魅力を上げることで美女を冊封(位を上げること)でき、これによって前述の群芳会への参加資格を持たせることができる。
こちらも門客同様、中国では貂蝉、日本からはお市や紫式部などさまざまな女性がいる。
また、新しく美男子機能もでた。
美女を「転生」させることで美男子にできるようになった(主人公を女性にした場合に限る)。
だが、転生させずに百合な関係を持つこともできる。
美女を寵愛するのには精力を使う。こちらは訪問で使う体力と同じく、時間経過のほか、特別なアイテムを使うことで回復する。美女を寵愛することで、彼女らの艶かしい下着を見ることができる。
昇格
公務、物語のバトルに勝利、デイリー任務の達成などで「政績」が貯まる。これが一定の値に達することで、主人公は役人としての昇格を果たすことができる。
昇格によって徴収や公務の最大回数、新しい機能などを解放することができる。また、新しい門客が部下になってくれることもある。
外部リンク
公式サイトからプレイ可能。遊んでみる