概要
「九十九の満月」の世界(以下、九十九世界)に登場する、生物妖(せいぶつよう:生物が触媒(ベース)の妖怪)で昆虫が触媒(ベース)の九十九神。
呼び名は虫妖、昆虫神(こんちゅうがみ又はこんちゅうしん)とも呼ばれる模様。
手足は6本
昆虫の特徴・性質を体現しており、手足は合わせて6本。用途に合わせて、手の方を多くしたり足の方を多くしたりできる。しかし年をとると足腰の弱りから、4本足になる昆虫妖が多い。
昆虫妖の世界では『4本足(足の数が多い)=年寄り臭くてカッコ悪い』と言うイメージがある。ある昆虫妖(乙女)は長旅で便利な4本足を使っていても、人前や人目につく時は常に4本腕に変えているんだとか。
そう乙女の恥じらいです!
だからモテないらしい。
空飛ぶ者
例えば元々羽があり空飛ぶ者だった昆虫妖(乙女)が、幼い頃に羽をもがれてしまい、自らの力で空を飛ぶことが出来ない。
逆に昆虫妖の中には、触媒(ベース)となった虫のように羽化して身体能力が上がるはずが…
学道の道を極めるために、あえて自分の体に菌妖を生やして空を捨て(変態を止めて)、幼体のままでいることを選んだ(変態になった)者がいる。
これらの妖怪は自力で飛べずとも式神(しきがみ:従属関係を結んだ妖怪)でブンブン飛んだり、フワフワ浮かんだりしている。
関連タグ
生物妖(せいぶつよう:生物が触媒(ベース)の妖怪)