植物妖
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しょくぶつよう
漫画「九十九の満月」に登場する生物妖(せいぶつよう:生物が触媒(ベース)の妖怪)の一種で、植物の九十九神。メイン画像は、御神木(ガジュマル)が触媒(ベース)の妖怪。
「九十九の満月」の世界(以下、九十九世界)に登場する、生物妖(せいぶつよう:生物が触媒(ベース)の妖怪)で植物が触媒(ベース)の九十九神。
九十九世界では触媒(ベース)に、一つのモノや他の生物と混ざり合ったモノと様々な事例(ケース)がある。植物妖では、樹とそれに取り付いていた昆虫も合わせて触媒(ベース)になった九十九神が登場している。
植物の性質を持っているためか、感情に合わせて花が咲いたりなどの妖質変化(ようしつへんか:妖怪の変化能力)が見られる。
こういった植物の性質を持つ妖怪に着目して、発想人(アイディアマン)の商人(妖怪)は新鮮なお茶の植物妖を使った商品を考えついた。だが鮮度にこだわり過ぎて容器内で成長・増殖し、蓋から葉が飛び出すほどになってしまい、美味いらしいが食べられない…。
九十九世界では親を持たず生まれる存在の九十九神なのに、姉妹の妖怪が登場している。これは元々一匹の妖怪だった樹妖が、小さい頃に事故(アクシデント)でパッカーンと割れ、その状態で傷が治るとそのまま別人格を持ったもう一人の自分が誕生する驚きの性質があるため。
樹妖は体が丈夫な反面、手当次第で大変なことになるので、お近くの樹妖がいる人は気をつけてくださいね。
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