トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』版カードテキスト
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。
自分のLPが相手より少ない場合、その差の数値分だけ相手にダメージを与える。
(4):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。
アニメ『遊☆戯☆王5D's』版カードテキスト
時械神ハイロン
効果モンスター
レベル10/地属性/天使族/攻撃力0/守備力0
このカードの効果及び戦闘による破壊を無効にする。
表側攻撃表示のこのカードのプレイヤーへの戦闘ダメージを0にする事ができる。
このカードが戦闘を行った場合、
自分と相手のライフポイントの差分のダメージを相手に与える。
このカードが自分フィールド上に存在する場合、
自分はモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を行えない。
自分のスタンバイフェイズにこのカードはデッキに戻る。
OCG版では時械神のうち最初にOCG化された時械神メタイオン同様に、
虚無械アイン(アニメ版)の効果を元にしたリリース軽減効果とデッキからの特殊召喚ができない制約を付与され、自分フィールド上に存在する場合、自分はモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を行えなくなる制約を外されている。
また、ゲーム『遊☆戯☆王タッグフォース6』でカード化された際と同様に、「相手ライフに自身のライフとの差の数値分ダメージを与える」効果は、自身のライフが相手のライフより少ない場合しか使えないよう調整されている。
更に、
「表側攻撃表示の際、プレイヤーへの戦闘ダメージを0にすることができる」効果が、
「表示形式に関わらず、自分への戦闘ダメージを0にする」効果となっている。
その特性上、このカードそのものを引導火力にする事は出来ないが、レベル10であるため、メインフェイズ2にグスタフマックスを始めとするランク10機械族の素材にし、追撃することは可能。
希望への活路、死皇帝の陵墓など、自分のライフを削るカードとの併用が見込める。
ちなみに『タッグフォース6』では「デュエル開始時のライフポイントに既に差を付けられた状態で開始する」「1ターン内の自分の操作時間に制限が設けられ、それが切れるとその場で敗北になる」という厳しい条件で行うハンデデュエルという物があり、この条件で勝利する事でデュエルポイント(ゲーム内通貨)や対戦相手からの好感度を大きく上げることができるようになっていた。
そのため、自分の開始時のライフポイントが100の状態で開始する最大難易度でハンデデュエルを行い、このカードの効果で相手ライフを一気に100にまで下げたうえでバーンカードを使ってとどめを刺す【ハイロンバーン】と呼ばれる戦法が有効な攻略法となっていた。
ただしこの方法はバーンカードを使ってくる相手の場合、ハイロンを使う前に自分の方が先に焼かれる危険の大きい諸刃の剣…と思いきや、そうした相手の好感度を上げたい場合はタッグパートナーに誘った上でバーンカードを使ってこないデュエリストにハンデデュエルを挑むという形で同様に好感度を上げることが可能だった。
関連タグ
「時械神」
- 時械神ハイロン