このカードがOCG化された時点では時械神がこのカードとメタイオン以外にOCG化されていなかったので、召喚条件が変更されている。また、時械神を可能な限り蘇生出来る効果は最上級天使族モンスターを蘇生する効果に調整された。スターダストの猛攻を耐え続けた破壊耐性効果と無限ともいえる攻撃力上昇効果は撤去されている。アニメのように猛威を振るえる強さは無くなっており、弱体化されている。ただし、特殊召喚の難易度は下がっており、デッキと戦法によっては召喚は容易である。

召喚には墓地にモンスターが溜まっている状態でなければいけないため、手札事故の要因になりやすい。序盤に引いてしまうと腐ってしまう。

召喚出来れば墓地に落ちてたり手札で腐っている最上級の天使族モンスターを瞬時に出せ、さらにほとんどのモンスターを破壊出来る攻撃力を与えられる。攻撃力4000のモンスターが並ぶさまは圧巻であり、このまま勝負を決めることも可能。

天使族は上級・最上級モンスターが豊富な種族であり、このカードはこれらと上手く組み合わせると威力を発揮出来るだろう。墓地に次々とカードが落ちていくライトロードとも相性が良い。

アニメ版

効果モンスター

星１０/光属性/天使族/攻4000/守4000

このカードは「無限光アイン・ソフ・オウル」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。

１ターンに１度、自分のデッキ・手札・墓地に存在する

「時械神」と名の付くモンスターを攻撃力４０００にして

可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

このカードと戦闘するモンスターのモンスター効果は無効となる。

このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する

「時械神」と名の付くモンスターの攻撃力の合計となる。

このカードの破壊とプレイヤーへの戦闘ダメージを

自分フィールド上に存在する「時械神」と名の付くモンスター１体を

除外する事で無効にする。

活躍

お互いの未来をかけた不動遊星との決戦で登場。

シューティング・クェーサー・ドラゴンによってフィールド上の時械神を壊滅させられたZ-ONEが自らの切り札として、罠カード「無限光アイン・ソフ・オウル」の効果で召喚された。アニメではその罠カードの効果でしか特殊召喚出来ず、10種類の「時械神」と名の付くモンスターを全て召喚・特殊召喚するという非常に厳しい条件を満たす必要があった。

その難しい召喚方法の分能力は非常に凶悪であり、戦闘破壊効果・戦う相手モンスターの効果を無効に出来る・無限の攻撃力上昇効果・仲間の蘇生と、ラスボスの切り札らしい至れり尽くせりの充実した効果を持っている。

時械神メタイオンら4種類の時械神を蘇生し、さらに効果で攻撃力を20000という大台にまで上昇させ、遊星のシューティング・スター・ドラゴンを破壊した。しかし、罠カード「集いし願い」によって仲間の力を得てパワーアップしたスターダスト・ドラゴンとの戦闘を強制されてしまう。自身の効果によって４回まで戦闘破壊を防ぐものの、フィールドの時械神を消費しつくしてしまい５回目のラスト・シューティング・ソニックを受け戦闘破壊された。この戦闘でZ-ONEのライフも0となり敗北した。

攻撃名は顔面から螺旋状のエネルギーの嵐を発射する「アカシックストーム」。

戦闘破壊無効化の際は、EXILEのChooChooTRAINの様に一列に並び、4体の時械神の顔の中心にセフィロンが加わり菱形の盾となって破壊を無効化するも、バトルの度に時械神が除外され盾が消失する度に、セフィロンの攻撃力も4000ずつダウンして行った（その分スターダスト・ドラゴンの攻撃力もシグナーの竜の攻撃力の分ダウンし、最終的にセフィロンの攻撃力が4000に戻った際にはスターダスト・ドラゴンの攻撃力は9800となった）。

Z-ONEによると、このカードは選ばれた聖者にのみ使用が許されるカードであるとのこと。

また、アポリア・アンチノミー・パラドックスの切り札が全てレベル12なのに対してこのカードのみレベル10である。恐らく元ネタであるセフィロトの樹が10のセフィラから構成されていることが理由であろう。他の時械神も全てレベル10である。