プロフィール
概要
Fate/GrandOrderのイベント「オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019」。「多数の織田信長による戦い」という勢力図のうち一角を担う、「尾張の本物信長」。
しかし、「どのような本物であるか」については、名前が紹介された時点ではそのニュアンスが明かされていなかった。
そしてプレイヤーの前に見せた姿はまさかの、史実で知られるリアルな姿をした、(一応顔は隠されていたものの)ノッブも認める正真正銘の本物だった。
いや、貴様ら、流石に驚きすぎではないか?
だいたいこの信長が女なわけがなかろう。
- マシュが歴史の本で拝見したことがある御方。
- 森君曰く「解像度の低い大殿」。
- 本物信長から逃亡する際にノッブが言った「とんらん」は、『ロマンシングサガ2』で「こんらん」の文字が潰れてそう見えるというのが元ネタ。
- ノッブ曰く「歴史の教科書で見たかのような模範的なわし」。
- ノッブが存在する世界にこの御方が現れるのは問題があるように思えるが、プリヤイリヤとSNイリヤが同居している時点で詮方無いことである。
- 作中の描写から恐らくサーヴァントである。魔王信長が「性別:?」になっている一因(彼が構成概念の一つとなっているため)と思われる。
- 明らかに世界観や画風の違うカッツのことは普通に弟として認識していた。反面、魔王信長の内部で多数の人格が会話した際は「出てくると世界観がおかしくなる」とツッコミを入れられている。
- 立ち絵の元になったであろう色々な所でよく見る肖像画は「紙本著色織田信長像(しほんちゃくしょくおだのぶながぞう)」。信長一周忌の天正11年(1583)6月2日に、家臣であった与語正勝が報恩のために狩野元秀に肖像画を描かせ、自身が再興に携わった長興寺に寄進した。筆者である狩野元秀の父は、狩野永徳の弟・宗秀である。流石に差分は用意されていないようで、作中では一貫してメイン画像のような立ち絵が使用されている。
だがこの姿でも信勝には耐えがたいものらしく、ノッブ達が撤退した後の宴で毒殺された。
(本人曰く、「姉上が男な訳ないじゃないですか」、「姉上はこんな手に引っかからない」との事)
とはいえ、性別の違う二人の宮本武蔵のように別の世界では性別が違うという事もあり得るので、こちらの信長が別の世界では本物だった可能性も普通に存在しえる。
女性の本物が居るのにと思われるだろうが、ナポレオンのように実際の姿よりも理想の姿になって出現する例は他にも存在する……と言うかそもそも今回のイベント自体がそういうイベントだし。
なお、一応英霊/サーヴァントである為、エピローグの描写から、他の信長達と同様にカルデアのノッブを通じて現界する可能性自体はある事も示唆されている。
そもそも肖像画そのもののキャラクターがゲーム等の作品に登場すると言うネタは、本物信長に限った話ではなく他に多くの前例が存在するため(有名どころだと源平討魔伝の源頼朝等、アートディンクの関ヶ原に至っては全武将が肖像画)、やろうと思えば実装出来ない事はない……が、まあ一発ネタだし無いだろう。と言うか実装されても困る。
一方では陰で実装を希望するマスターも(ry
なお、クラスや詳しい能力は不明。本人もサーヴァントとして自覚しているかどうかも怪しい。
汎人類史の信長について
イベント『いざ鎌倉にさよならを』にて鬼一法眼がノッブを見て「信長あんなんだっけ?」と発言し、それに主人公が「ノッブはぐだぐだ時空の人だから」と返答するやり取りがある。
また、奈須きのこ氏がインタビューや竹箒日記で「ぐだぐだ世界(とセイバーウォーズ)は世界観が違うスピンアウト的な立ち位置」と発言していたことから、ぐだぐだ世界(ぐだぐだ時空)の信長と奈須きのこ氏の設定を基盤とする型月世界(以下“汎人類史”)の信長は別人であると示唆されており、ファンの中には、本物信長こそが本当の意味で汎人類史の信長であるとネタにする者もいた。
しかし、イベント『聖杯戦線~白天の城、黒夜の城~』にて、汎人類史の信長を知る杉谷善住坊が登場し、彼女の語ったところによると、汎人類史の織田信長は「どこにでもいるような普通の男」だったという。
この事から、この本物信長もあくまで汎人類史とは別の時空の信長の一人である可能性が高いと思われる。
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織田信長:正真正銘?のご本人様