プロフィール
依代 | イリヤスフィール・フォン・アインツベルン |
---|---|
真名 | シトナイ(+ロウヒ+フレイヤ) |
クラス | アルターエゴ |
性別 | 女性 |
身長 | 133cm |
体重 | 34kg |
出典 | アイヌ神話、北欧神話、フィンランド神話など |
地域 | − |
属性 | 混沌・善・天 |
好きなもの | 雪 |
嫌いなもの | 寒さ |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | BLACK |
CV | 門脇舞以 |
ネコが苦手な模様。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
主人公がかつて会ったことがある魔法少女とは違う世界の、アインツベルンのイリヤを基にした疑似サーヴァントにしてハイ・サーヴァント。初登場の第2部2章『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、護衛として生前(?)からの仲であるバーサーカーを控えさせていた。
アイヌ神話のシトナイ、フィンランド神話のロウヒ、北欧神話のフレイヤの北方の三柱の女神の分霊が1つの器に収まっている存在で、便宜上の真名を服装などの表面に出ている面が最も多いシトナイのものと定義している。本人曰く、自らがこのようなサーヴァントとして顕現をしたのは、自身が聖杯とは切っても切り離せない関係である事が影響している為だという。
第2部2章実装時点ではNPCとしてのみの登場だったが、顔見せから約3ヶ月後、2018年ハロウィンイベント『神秘の国のONILAND!!』開幕と同時にプレイアブル実装された。第2部2章クリア後にストーリー召喚に追加され、アルターエゴクラスが常設となるのもこれが初となる。
真名
シトナイ
アイヌの伝承に登場する女性。『ONILAND』での発言によると正確には神霊というよりは英霊。何気に龍殺しの英雄に位置づけられる存在である。遠い昔、小樽のとある村(コタン)が赤岩山に住まう大蛇に荒らされ、村人は獣の肉などを捧げたが効果が無かった。やがて大蛇は村人の夢に現れて「無垢の少女を毎年生贄に捧げよ」と求める。村からは毎年1人ずつ少女が差し出され9人の娘が命を落とした10年目、曾長の末娘であるシトナイが自ら10人目の生贄に志願。
やがて生贄を捧げる時期である八月の祭りの夜になると、シトナイは父に、猟犬のトケと、よく切れるマキリ(山刀)を貸して欲しいと頼み、トケを連れ、マキリを携えて大蛇を討伐するため赤岩山へ出掛けて行った。山へ着いたシトナイとトケはやがて洞穴の中から現れた大蛇に襲いかかる。1人と1匹の立て続けの攻撃にさしもの大蛇も血だらけとなり、ついに動かなくなってしまった。
シトナイは大蛇の巣を探り、犠牲となった娘たちの骨を見つけ、悲しく怒りを込めて「いかに女のみとはいえ、大蛇に喰われるとは、情けない。何と女とは弱く、悲しいものよ。」と嘆き、骨を背負い、トケを従えて家に帰って行った。村人の苦難を救ったシトナイとトケを人々は褒め称え、大蛇の祟りを防ぐため赤岩山の頂上に祠を建て、白竜権現と名付けてコタンの安泰を祈ったという。
ロウヒ
フィンランドの叙事詩『カレワラ』に登場するポホヨラを支配する女神。一説では魔女とする文献も有り、『FGO』でもこちらの解釈寄りとなっている。後述する宝具にもある「ポホヨラ」とは北極圏周辺に相当する伝説の土地であり、世界に病気や寒さをもたらすという不吉な場所。しかし美しい娘たちが暮らしているとされ、多くの英雄が求婚に訪れるという。
そしてその英雄たちに求婚の条件として試練を課す役目を持つのがロウヒである。
ある日、娘との求婚に訪れた、カレワラ(フィンランド)の鍛冶の名手イルマリネンに、無限の穀物を生み出す神秘のアイテム「サンポ」を造らせる試練を与える。これを成功させたイルマリネンは娘との結婚を許される。しかし、カレワラの詩人であり英雄であるワイナミョイネンと共謀したイルマリネンは、サンポを盗み出す。それを知って追ってきたロウヒと激しく争うが、サンポは粉々に砕けてしまう。怒ったロウヒはその後、カレワラに悪疫や猛獣を送ったり、太陽と月を捕えて世界を暗闇に陥れるなど、様々な嫌がらせを行い、ワイナミョイネンを悩ませていたという。
フレイヤ
北欧神話における女神。こちらは原典から「女神」として扱われている。
ヴァン神族出身で、ニョルズの娘。北欧神話でもトップクラスの馬鹿であるフレイの双子の妹。
また、第2部2章で敵対しているスカディはニョルズの後妻であり、義母にあたる。
生と死、愛情と戦い、豊穣を司る。恋愛に奔放な女神であり、逸話も色恋沙汰絡みが多い。関係を持つ相手も身内の神から人間の男性まで多岐に渡る。主神オーディンの元に運ばれた勇士たちを彼と分け合うという伝承もあることから、「ワルキューレのリーダー格なのでは?」という説も。
人物
一人称は「わたし」。
性格としては器であるイリヤの一面がかなり出ており、イタズラな表情や仕草に加え自らの呼称への要求からもそれが窺える。というより、諸葛孔明やラスプーチン同様にパーソナリティの融合はほぼ起きておらず、彼ら程鮮明ではないがイリヤとしての記憶やアイデンティティも有している。
これは上記2名のように英霊側が主導権を放棄したのではなく、依代であったイリヤ自身が生まれ持った"英霊の魂を格納する器"としての機能に由来するのものだと思われる。ただし英霊側の意識が消失したわけでは無く、体の中では北方の三女神が常に小競り合いしている状態らしい。
自らの自我で行動しているイリヤ自身にとっては五月蠅いことこの上ない。
それ故イリヤスフィールというキャラ本来の、無邪気にして残酷な相反した二面性の強い精神性もそのまま引き継いでいる。強いていうならば、年齢不相応の戦いぶりを見せる勇気にはアイヌの英雄シトナイが、親愛を憶えてしまった相手への共感や哀切な想いには女神フレイヤが、酷薄に敵対者を殺戮せしめる点には魔女ロウヒが……と、アルターエゴとして融合した存在を人格的側面とした解釈も可能だが、あくまでイリヤの各要素と親和した結果とも言える。
『FGO』世界でもイリヤは何らかの形で存在したらしいが、元が人並みには生き難い肉体だったことから、少なくともこの世を去っている。イリヤの肉体と精神に三女神の霊格を詰め合わせ、その中でも性質が近いシトナイを中核とした結果が、現状の有り様とのこと。そのため厳密にはイリヤ当人の疑似サーヴァント化とは言い難く、本人でも詳細に依り代の事を語ることは難しいらしい。
能力
依代のイリヤ自身とその身に宿した三柱の女神たちに由来する絶大な魔力を有しており、並大抵の巨人種であれば瞬殺する神霊級の魔術を行使出来る。劇中では見せた物としては「霊体化とは異なる形で姿を現す芽吹きの魔術」「小規模とはいえ詠唱無しで行う暖気の魔術」「夢の中を歩く」「アトラス院風の魔術で位置情報をデータ形式で端末に送る」「神鉄の鍵が如何こうという地下牢の扉を詠唱無しで開ける」「消音、魔力消沈、透明化をもたらす姿隠しの魔術」等々。
後術する通り、筋力・耐久のステータスは低いものの、勇敢な戦士であったシトナイの武芸も反映されており、モーションでも分かる通り近距離戦において全くの不得手というわけではない(第2部2章のCMではスカサハ=スカディと剣を取って戦闘を行うシーンがある)。
モーション中では、小柄な体に似合わない格闘戦を披露している他、刀や大剣を用いた接近戦(冷気を纏わせて凍結させることも可能)を行い、氷柱を矢の代わりに発射する弓を使う。また、シトナイの猟犬が変化した白熊「シロウ」も両腕の爪での斬撃や、牙での噛みつき、口から吐く冷気、大玉転がしのように丸まって突進するなど、積極的に彼女の戦闘をサポートしている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | D | A | EX | A | A |
保有スキル
対魔力(C) | 本来はセイバーなどのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Cランクでは、並大抵の魔術は弾くが、大魔術・儀式呪法を防ぐ事は出来ない。 |
---|---|
陣地作成(A) | 本来はキャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。フィンランドの魔女ロウヒの性質から付与されているスキル。「洞窟」「暗がり」に属する特殊な陣地を作る事が可能となる。 |
道具作成(B) | 本来はキャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成できる。フィンランドの魔女ロウヒの性質から付与されているスキル。一要素でしか無いからか、あまり本気を出していない為、Bランクに留まる。 |
女神の神核(B) | 生まれながらにして完成した女神である事を現すスキル。精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長も無く、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。Bランクに分類されているのは、シトナイが疑似サーヴァントである為である。 |
ハイ・サーヴァント(A) | 英霊複合体である事を示すスキル。シトナイ、フレイヤ、ロウヒ、3体の英霊(神霊)が力を貸している。その上で、自身を「シトナイ」と呼ぶ。カルデア式召喚においても真名はシトナイとして登録される。 |
スノーフェアリー(EX) | イデスとして定義される、アルターエゴとしての特殊スキル。スキル「自然の嬰児」が進化したもの。攻撃対象として一度割り切ってしまえば、愛するものさえ氷結させる。周囲の対象を任意に氷結させる能力。彼女はこの力をあまり攻撃に用いず、主に防御能力として使用している。敵意を持つ存在や、有害な存在に対しては、自動的にガードする。 |
感情凍結(B) | 感情凍結。無感情。無垢に微笑む少女でありながら、時には冷酷な魔物のようにも振る舞える彼女の思考、精神性が武器となったもの。氷の心は時に剣となり、時に鎧ともなる。氷の武器との関係性は不明。 |
カムイユカラ(A) | アイヌの狩人シトナイに纏わるスキル。自らをカムイとして語る一人称の神謡。アルターエゴとしての彼女は、カムイユカラを口にする事でアイヌ神話における様々なカムイの力を借り受ける。Aランクでは、上位のカムイである山・村・沖のパセカムイに纏わる力さえも使用可能。 |
赤き黄金(B++) | 北欧の女神フレイヤに纏わるスキル。多くの神々のみならず敵対する巨人さえも惹き付けたフレイヤには、ただ一人の愛する者がいた。旅に生きる彼の身を案じる時、フレイヤは赤き黄金を涙として流したという。 |
宝具
吼えよ我が友、我が力(オプタテシケ・オキムンペ)
- ランク:EX
- 種別:精霊宝具
- レンジ:1~20
- 最大捕捉:1人
「蹴散らしなさい!シロウ!」
「シロウ、お願い!よいしょっと……わたしの中の女神達、力を貸して――『吼えよ我が友、我が力(オプタテシケ・オキムンペ)』!!」
アイヌの英雄・シトナイの戦友である「猟犬トケ」が一種の使い魔と化したもので、霊体化する事も可能な常時発動型の宝具。性質としては某お竜さんに近く、通常の攻撃時にも登場し、第三再臨からは常にそばにいる。フレイヤとロウヒによる神代の魔術で白熊に変化しており、多重に強化された結果、その力は本来のものより強化され、在り方も精霊に近くなっている。
詳細は該当記事を参照。
凍えよ、天上の諸力たち(ポポヨラ・フィンブル)
- ランク:A
- 種別:対軍/対国宝具
- レンジ:1~80
- 最大捕捉:400人
凍てつく寒さ、雪、氷結の力を自在に操ってみせる。
呪いの言葉がひとたび解き放たれてしまえば、天から昼夜は地上全土は動く者なき無音の世界となり果てる。正確な分類は対国宝具であるが、『FGO』では主に対軍宝具として表現される。
太陽と月を洞窟へと封じた魔女ロウヒの伝承と、イリヤの心象風景の一部が合わさることで形成された宝具。ロウヒ本来の宝具とは効果と名称が異なる(『FGO』では基本的に使用されない)。
ポポヨラとはロウヒの支配する北の国、フィンブルとは古ノルド語で「大いなる」を意味する。具体的にはラグナロクの前兆であるフィンブルヴェト(大いなる冬)に由来すると思われる。
ゲーム上での性能
アルターエゴとしては、ややHPに偏ったバランス型。
《Quick:1/Arts:2/Buster:2》のセイバー型のカード配分となっており、どのカードも2ヒット以上する上、「陣地作成」の恩恵でNP効率も良好と、カード性能に恵まれている。
保有スキルについては、自身に1ターン無敵付与と味方全体に3ターン3回分のダメージカット付与の「スノーフェアリー(EX)」、3ターンのArts性能アップと同ターン内で1回分の弱体無効の「感情凍結(B)」、NP獲得に3ターンの攻撃力アップとスター獲得状態がランダムで付与される「カムイユカラ(A)」の3つとなっている。一見すると自己完結型だが、「スノーフェアリー」と「カムイユカラ」は味方へのサポート効果も付属しており、さり気ない気配りで味方を支援できる。
宝具は上述の「吼えよ我が友、我が力」であり、カードの種類はArts、効果は【敵単体に超強力な攻撃(Lv.1~)+防御力をダウン(3ターン)&クリティカル発生率をダウン(3ターン)<いずれもオーバーチャージで効果アップ>+〔竜〕特性の相手のチャージを1減らす】というものである。
自前のバフである程度の威力を保証できるほか、NP獲得量が多い事からアルトリア・キャスターなどで援護すれば、宝具だけで即座に100%以上のリチャージも十分に狙える。効果は狭いが〔竜〕特性を持つ相手のチャージを減らす効果があり、効果も確定で発揮される。特にメインクエストや幕間の物語で難敵となる酒呑童子と、意外にイベントでの客演が多い謎のヒロインXのWアサシンは〔竜〕特性を保有しているため、クラス相性もあってこれが上手くハマってくれる。
また、キャスター相手ならドラゴンスレイヤー御用達なゲオル先生の宝具と合わせることで、チャージ短縮スキルの帳消しに加えArts宝具チェインも組みやすくなる。
運用は優秀なカード性能を活用した単体アタッカーが基本となる。ただ「カムイユカラ(A)」の攻撃バフは「皇帝特権」同様にランダム要素かつ強い補正はないので、決まれば運が良かったと思うくらいにしておきたい。オジマンディアスの「太陽神の加護」や蘭陵王の「勢い破竹の如し」で強化成功率を上げられる他、「イリヤ」であるためクロエの「キス魔」(強化後)も有効。
また、純粋なアタッカーとして見た場合だと、スキルがやや平凡で足りない箇所が多いものの「セイバー型+Arts宝具」というカード構成は、☆5かつ四騎士では吸血鬼のヴラド公のみで、同条件の☆4でも維新の英雄とドルセント・ポンドくらいのものなので、充分な個性付けとなっている。
アタッカーとして不足するところは、概念礼装や味方からのサポートで切り抜けたい。
その一方で、弱点として「天属性」「女性」「神性」の特性が引っ掛かる点には気を付けたい。
なお、疑似サーヴァントとしては例外的に源頼光のスキルによる特攻が有効な点にも注意。
関連人物
生前(シトナイ)
トケ
生前の愛犬であり、現在は白熊「シロウ」となっている。
最終再臨におけるイラストを見る限り、やろうと思えば猟犬にも戻れる模様。
生前(ロウヒ)
自分の娘に求婚してきた鍛冶屋。
一度は彼を認めたものの、裏切ったために激しく争った。
生前(フレイヤ)
実の兄(双子)にして、豊穣の神。
妖精の国を治めており、ラグナロクではスルトに倒されたとされる。
Fate/Grand Order
第2部2章で器であるイリヤが従えていたサーヴァント。
イリヤが疑似サーヴァントのシトナイと化しても今なお付き従っており、最終決戦では活躍した。
この時の説明からこのバーサーカーはシャドウサーヴァントのような物であり、主人公たちが戦闘時に一時的に顕現させているサーヴァント達に類似する存在だと思われる。
かつての自身からはずいぶん離れてしまった今でも彼への信頼は消えておらず、実装時のイベントでカルデア所属の彼が馳せ参じた時には大喜びで共同戦線を張った。
内包している女神三柱のうちフレイヤにとって、汎人類史においては義理の母親にあたる存在。
なお、カルデアで召喚されるシトナイは異聞帯での記憶を引き継いでいない。
擬似的な女神となった、ホムンクルスサーヴァント仲間。
器の母親であることには気づいていないが、その抜群のスタイルに憧れている。
こちらについては逆に父親のIFの姿だと気づいている。
あちらの世界と同じくろくな結末を迎えていない事にも勘づいており、その様を哀れんでいる。
だが、こちらは様変わりした有り様に流石の彼女も「グレちゃった───っ!?」と嘆いている。
こちらは義兄(弟)の疑似サーヴァント。あちらの性格も依代に「双子レベルでそっくりさん」と評し、かつ若い外見に中身は老齢というギャップを面白がっている。また、村正が異星の使徒として召喚された時のクラスは奇しくも、シトナイと同じくアルターエゴであった。
こちらも因縁相手の疑似サーヴァント。何だかんだ感慨深さを感じている。
あちらの彼ではなく主人公に聞いてくる当たりなかなかの確信犯である。
こちらも因縁相手の疑似サーヴァント。
そのある意味依代と変わらないぶっ飛び振りには目を丸くしている。
契約したマスター。基本「さん」付けで呼ぶ。
自分のほうが歳上なので、例によってお姉さんぶりたがっている。
また、知り合いの疑似サーヴァントと話す際に協力してもらっている模様。
平行世界の自分と妹のような存在、そして親友。
主人公には彼女達と一緒くたにされている節があり、首を傾げている。
器がされたことを根に持っており、一方的に嫌っている。
ただし賢王になった彼のことは「やれば出来る」と見直している。
余談
シトナイは正確には英霊、ロウヒはフィンランドにおける強大な魔女であり、厳密に言うなら、原典から女神と定義されている存在はフレイヤのみ。また奇しくもアルターエゴのクラス相性は「ライダー、キャスター、アサシン、フォーリナーに有利」で「セイバー、アーチャー、ランサーに不利」という、両親に強く相棒の天敵を駆逐し、イリヤ限定の愉悦コンビには弱いという、イリヤが母体の擬似サーヴァントとしては非常に納得できるクラスだったりする。
また、『プリズマ☆イリヤ』の方のイリヤスフィールこそ見た目相応の正真正銘の小学五年生の児童だが、『stay night』の方のイリヤスフィールは(原作が18禁だったこともあってか)れっきとした18歳である。大学一年生相当のお酒は無理でもアダルトコンテンツを合法的に閲覧できる年齢。
彼女ら別時空の同一人物の組み合わせはまさに年の離れた双子と言うある意味阿鼻叫喚の地獄絵図である。事情を知らない人がこのたとえを聞いたらこうなること請け合いである。
たまにあっちの相棒がシトナイを見て混乱するネタも。
出典にアイヌ神話とあるものの、詳細は元ネタの記事に譲るが、シトナイは単純にアイヌの人物とは言い切れない部分があるため、今後の扱いが気になるところでもある。
本編ではノウム・カルデアの事を「敵の敵」と呼んでおり、後にカルデアの者も似たようなセリフを言っているが……。
関連イラスト
シトナイ単体だけでなく、バーサーカーと共に描かれることも多い。
関連タグ
Fate/GrandOrder サーヴァント アルターエゴ(Fate)
夢幻召喚:これを連想した人も多いはず