──シロウ、お願い!……よいしょっと。私の中の女神たち、力を貸して……!──
吼えよ我が友、我が力(オプタテシケ・オキムンペ)
- ランク:EX
- 種別:精霊宝具
- レンジ:1~20
- 最大捕捉:1
アイヌの英雄・シトナイの戦友である「猟犬トケ」が一種の使い魔と化したもので、霊体化する事も可能な常時発動型の宝具。
性質としては某お竜さんに近く、通常の攻撃時にも登場し、第三再臨からは常にそばにいる。
フレイヤとロウヒによる神代の魔術で多重に強化された結果、その力は本来のものより強化され、在り方も精霊に近くなっている。
しかしその姿は猟犬ではなくどうみても白熊そのものであり、これは「女神の使い魔ならば猛々しき巨躯が相応しく、属性も魔獣や幻獣では不似合いであろう」というロウヒの主張をフレイヤが受け入れるという多数決によって、飼い主の意向を無視した魔改造が実行された結果である(本来の姿は最終再臨のイラストで登場している)。
シロウ
そしてシトナイはこの状態の彼(?)を「シロウ」と名付け呼んでいる。名づけられた方も名をとられた方も、色んな意味でたまったものではないだろう…。
(ちなみに上記のイラストにもある様に「くまのぬいぐるみを士郎の新体候補とする」というホロウネタが込められているのではないかと思われる。)
また背中の模様も原作における"彼"の令呪に酷似したものとなっており、眉毛もどことなく当人に似通っている。
前述の通り戦闘時にはシトナイの動きに合わせて転がって突進したり、氷のブレスを吐いたりと意外と多芸な一面を見せる。斬撃に合わせてパンチを繰り出す姿は熊そのもの。第三再臨からは常に傍らで待機する姿を見ることができ、よく見ると意外と可愛らしい目つきをしている。そのためか、pixivで描かれるシロウは可愛らしいイラストが多い。
ちなみに構成因子である女神フレイヤは、「見初めた人間の勇士を自らの騎乗獣として猪に変えて傍に置いた」という、どこぞのネタまみれの長文魔女とどっこいどっこいなこともやらかしている。
真名解放時には、そんな白熊?にイリヤが騎乗し、氷の魔力を伴う突進・弓撃・斬撃といった雪崩が如き連続攻撃を叩き込む。シトナイの逸話により、竜に対して特別な効果を発揮する。
また、冗談交じりで本当は着ぐるみで中には相棒が入っていると言われていたりもする。