概要
林正英(ラム・チェンイン)とは、香港のカンフーアクションスター。
本名は林根宝で、1952年12月27日生まれ。
17歳の時『ドラゴン危機一髪』に端役として出演した際、ブルース・リーに武術指導およびスタントマンとして認められ、その後の作品でも共演した。
20歳の時には『燃えよドラゴン』の武術指導補助を頼まれ、右腕として支え続けた。
リー没後は、80年代にサモ・ハン・キンポーのスタントチームで活躍。
代表作は『ユン・ピョウINドラ息子カンフー』の師匠役、および『霊幻道士』での道士役である。
特に道士役は当たり役となり、5作目の『霊幻道士5』では自ら監督も務めた。
後の時代の創作でも「キョンシー退治の専門家」のイメージの土台となっている。
晩年には肝臓癌を患い抗がん剤を打ちながらも現場に出続けたが、痛みなどで思うように演技ができなくなった為に悔しながらもスタントマンに吹き替えることとなったという。
1997年11月8日に44歳の若さで亡くなった。