概要
田園都市線が地下を通る旧・玉電の通り(都道427号線/水道みち)を挟んで、南側が桜新町一丁目、北側が桜新町二丁目。
桜新町一丁目や周辺にはまだ畑も残り、田園都市線桜新町駅前には世田谷目黒農協の本店がある。
桜新町二丁目には町工場が残り、準工業地域となっている。
水道みちや、桜新町駅前から南に伸びるサザエさん通りは商店街となっているが、その後背には閑静な住宅街が広がる。
運行するバスはいずれも東急バスでノンステップバスが使用されている。
生前に長谷川町子が居住し、サザエさん通りの桜新町交番の近くには長谷川町子美術館(姉妹社の書庫・流通センター跡地)がある。
歴史
1907年、東急玉川線(玉電)が開通。
1912年、関東初の高級別荘地「新町分譲地」(現在の桜新町、深沢)が造成された。
1932年、玉電の駅名が「新町」から「桜新町」に変更された。
1951年、桜新町商店会組合が設立される。
1968年、新町から分離され、町名が桜新町となった。
1969年、玉電が廃止される。
1971年、桜新町商店街振興組合が発足。
1977年、新玉川線(現在は田園都市線)が開通し、再び桜新町駅が設置された。
1987年、「サザエさん通り」が命名された。
桜新町を舞台とするフィクション作品
関連タグ
煉獄杏寿郎:出身地の『東京府 荏原郡 駒沢村』は現在の世田谷区桜新町にあたる。
水前寺清子:1964年のデビュー以来、桜新町に居住。
性の喜びおじさん:性の喜びおじさんが最期にいた場所である。