概要
東京都世田谷区の多摩川沿いに位置する東急二子玉川駅を中心とした地域。
通称二子玉(にこたま)。下北沢、三軒茶屋などと共に世田谷区の著名な商業地区の一つである。
二子玉川という名称は多摩川対岸の「二子」(神奈川県川崎市)と二子玉川駅の住所「玉川」の二つの地名を合わせたもの。
かつて当駅近くには東急が経営する遊園地・『二子玉川園』があり、その観客で賑わったが1985年に閉園。跡地は「二子玉川タイムズパーク」となり、再開発用土地となるが再開発が遅々として進まなかったため、1992年にナムコが経営する期間限定の遊園地・『ナムコ・ワンダーエッグ』が開業し、2000年12月31日まで営業していた。その後はミズノフットサルコートやいぬたま・ねこたまが営業していたが、2006年に本格的に再開発が開始され、現在その跡地には二子玉川ライズが建つ。
1969年に玉川高島屋が開店したのを皮切りに、駅周辺は商業施設が充実している。街の景観は神奈川県の新興都市のそれに近い。
メイン画像の109シネマズ二子玉川近辺の観光案内作品の通り、土日にもなれば家族連れが多くなり、赤ちゃん天国と化す。
世田谷区の鉄道は南北の連絡が少なく、二子玉川へアクセスしやすいのは東急(東京急行電鉄)線利用者のみであり、世田谷区民でも、「下北沢にはよく行くが二子玉川はめったに行かない、又は行った事すらない」という人が結構いる。むしろ東急の連絡が密な目黒区民や大田区民、川崎市民、横浜市民の方がアクセスしやすい。