森蘭丸(Fate)
もりらんまる
※『Fate/Grand Order』のイベントにおけるネタバレを含みます!
『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント。
期間限定イベント『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』において回想でNPCとして登場した。
劇中で行われた「戊辰聖杯戦争」に召喚されたサーヴァントのうち1騎。
戊辰聖杯戦争が開始した後に真っ先に倒されたらしいが、彼が遺したものが重大な役割を果たすこととなる。クラスは不明だが、基本7クラスのうちのひとつで重複がない場合、7騎中4騎のクラスが判明しているため、未登場のセイバー、ライダー、バーサーカーのどれかであると思われる(後述の並行存在のクラスから何らかのエクストラクラスの可能性もあるが)。
信長の魔首(仮称)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
主君の最後の命を受け、自身が死後英霊となってもなお守り続けた第六天魔王の首級……すなわち織田信長の生首そのものの宝具。ある種の魔術礼装と化しており、魔力を込めることで信長の分身とも言える存在=ちびノブを無数に生み出し使役することができる。
サーヴァントに手を焼かせる戦力を大量生産する宝具という時点で充分強力と言えるが、これらはあくまで副次効果であり、勤皇党の坂本の言葉を借りると「ただのおまけ」に過ぎない。歴史上の転換点となった人物の行方不明になった首、つまり「本来存在しない信長の首」である事自体がこの宝具の真価であり、扱い方次第では世界の因果を歪める作用を発現させる。
万が一この首と聖杯が組み合わせられる事態が発生すると、本来あり得ない歴史を無数に分岐させ得る(曰く特異点分岐装置)という恐るべき効力を発揮する。戊辰聖杯戦争が終結しマスターを喪った後も、召喚されたサーヴァント達が現界し続けていられたのはこの影響である。
信長の首は本人のものも含めて複数同時に存在出来ない制約があり、何らかの理由で首が奪われたり複製された場合、(劇中のカルデアなど)連動した時空にいるサーヴァントの信長の頭が消失する逆転現象が起こる。また、本格的に首が使用され始めたのと同時に胴体の断面が発火する怪現象が起こっており、首と信長の状態は常に連動している模様である。
生前
主君。本能寺の変にて介錯した彼女の首級を預かる。
そして誰にも渡らぬよう抱えたまま天涯孤独の逃避行を続け、その首が髑髏に成り果てた頃、安らかに野垂れ死ぬ形で主命を果たしたことが『ぐだぐだオーダー』で描かれた。
実の兄。彼よりも先にこの世を去った。
また彼からは、「主君と最期を共に出来たぶんマシな死に方をした」と評されている。
主の死後覇を唱え始めた同僚。
信長には「奴になら首を渡しても良い」とは言われていたが、蘭丸はそこまで信用出来なかった。
主を離反して死へと追いやった忌々しい元同僚。但し、蘭丸も光秀が徳川家康の接待を命じられ、そこで信長に接待の不備をとがめられた際、彼の顔を扇子で叩くという屈辱を与えている。このことから逆に彼からもあまり良く思われていない可能性がある。
Fate/Grand Order
戊辰聖杯戦争で蘭丸を討ち、信長の首級を奪い取った張本人。
主君の最期を看取り、その遺産を守り抜いたという似た境遇を送った人物。
サーヴァント・ユニヴァースにおける蘭丸。本来は出会うはずのない存在だが、消滅間際の蘭丸の願いに導かれた事で地球へと到来し奪われた首級を取り戻す事となった。
余談だが、地球の蘭丸は蘭丸Xの事を自分の遠い子孫かサーヴァントになった自分だと思っていたらしく、向こうが語る訳の分からない素性に呆れ気味。さらにあろう事か蘭丸Xを女の子だと疑い服をひん剥いて確かめようとするなど、蘭丸自身もぐだぐだの系譜である事をマスター達に見せつけた(蘭丸も生前ノッブに同じ様なことをされていたらしい)。