概要
物語後半より登場する、ダイノアース出身の巨大生命体の一種。
爆竜ほどの知能は持たないながらも、彼らと同様に全身が超金属化した恐竜達であり、アバレンオーやマックスオージャなどの戦闘巨人の武器として戦うことができる。通常はダイノギャリーの上部に搭載されており、必要に応じてそこから飛び出す。
大昔のダイノアースでの戦いで活躍したものの、現在ではその殆どが滅びてしまっており、作中でも以下に詳述する2種3体が登場するのみに留まっている。
スピノゴールド
スピノサウルスが進化した武鋼竜の一種。
戦闘巨人に合体することでその頭部を構成し、主にマックスリュウオーの一部として活用される他、オオアバレンオーへの合体時にもその兜となる。
背鰭と尾は鋭い刃となっており、戦闘巨人へと合体した際にはこれを分離させ、投擲武器として用いることも可能である。
モチーフとなったスピノサウルスは、ティラノサウルスをも凌ぐ巨大な恐竜として知られているが、スピノゴールドはそのポジションゆえに爆竜ティラノサウルスよりも遥かに小柄となっている。
ランフォゴールド
ランフォリンクスが進化した武鋼竜の一種で、作中では2体が登場。
鋭い刃と化した両翼と長い尾が特徴で、その尾を柄とする形で戦闘巨人の武器である1対の斧として振るわれる。
基本的にはマックスオージャの主武装として扱われるが、これ以外にも前出のマックスリュウオーやオオアバレンオーも使用しており、このうち前者への合体時には連結させた「フォリントジャベリン」として活用される。
備考
平たく言えば強化パーツに毛の生えたような立ち位置である武鋼竜だが、意外にも商品化の面では恵まれた方でもあり、DX版(「DX爆竜合体 マックスオージャ」に付属)、ミニプラ版(「ミニプラ マックスオージャ」に付属)の他、食玩「超マックスアバレンジャー」でも、非変形版のアバレンオーとセットという形で武鋼竜達がラインナップされている。
こちらもミニプラの他商品との連動性を備えており、スピノゴールドについてはパーツ分割が細かい分、マックスオージャ付属版よりも造形がシャープとなっている他、ランフォゴールドはオリジナルの可動箇所が追加されてもいる。